夏ゼミ1
今日は夏ゼミでした。
ご参加頂いた方、お疲れさまでした。
今年は、論文これ問を計画的に学習してもらうべく、学習シートを展開しています。
また、実力を見るために、一通答案を書いてもらいました。
来週のゼミで同じ問題を出題するつもりです。
「何を書いたら良いのか?」というのを予習して頂けると幸いです。
なお、今日の答案で全然書けなかった!こりゃ予習しても厳しそうって人はヒントを出します。
別途ご連絡下さい。
あと、試験的にmixiを使って連絡をしてみようと思います。
上手くいけば秋のLゼミもmixiで運用してみようと思っています。
夏ゼミ、残り5回しかありませんが、みなさんの形に残るゼミにしたいと思っています。
宜しくお願いします。
意匠制度の見直しについて
8月6日に実施される「産業構造審議会知的財産分科会意匠制度小委員会」の配布資料が公開されました。
今回は、意匠制度の見直しに関する内容が開示されています。
改正の方向として検討されるべき事項として開示されていることとして、以下の点が上げられています。
1.画像デザインの保護対象
画像デザインの保護対象を広げることです。
物品に記録されていない画像(例えば、クラウド上の画像)や、物品以外に表示される画像(壁や人体に投影される画像)、物品の機能と関係の無い画像(コンテンツ画像)についても保護したらどうか?という点です。
2.空間デザインの保護
不動産や店舗の内装デザインについて保護すべきか?という点です。
3.関連意匠制度の拡充
本意匠の公報発行日後についても、関連意匠の出願を認めるべきか?関連意匠のみに類似する関連意匠の登録を認めるべきか?といった点です。
4.意匠権の存続期間の延長
現行法の登録日から20年を25年に延長すべきか?という点です。
その場合に、出願日から25年にするのはどうか?ということも検討されています。
5.複数意匠の一括出願について
複数の意匠を一括して出願できるようにしてはどうか?という点です。
6.物品区分表の見直しについて
物品区分表に掲げられた物品の区分と同程度の区分を記載しない場合でも、拒絶理由としないといった扱いにしてはどうか?という点です。
これらの点が全て意匠法として改正されるとは限りません。
しかし、今後はこれらの点について改正が検討されているため、動向をみるには面白い資料だと思います。
明日からの夏ゼミ
明日から夏のゼミが始まります。
以前記載しましたように、夏のゼミは「学習ペースを維持する」上では非常に有効です。
どうしても夏の間は、休暇が入ったりと、学習ペースが乱れがちです。
また、初めて論文試験を受験した人は、今の時期いまいち勉強に身が入らなかったりします。
しかし、この時期にしっかり学習するかどうかで来年の試験の結果に大きく影響します。
「参加しようか、どうしようか?」迷っているひとは、是非ご参加下さい。
勉強は参加した分、絶対に力になるからです。
なお、欠席についてときどきご質問を頂戴しています。
Lゼミの場合もそうですが、ゼミについては、自分の方で録音をしています。
お休みされた分のデータはmp3で渡せますので、「参加できない日があった!」としても、対応は取れると思います。
ただ、zip形式のダウンロードになりますので、それをダウンロードできる環境、圧縮ファイルを解凍できるスキルは必要です。
(CDとかにしてはわたしていません)
また、秋のLゼミも検討しているひとも、一つの判断として是非ご参加頂ければと思います。
自分の方も、一環して見た方が、指導がしやすいです。
連日暑い日が続いていますが、秋からの好スタートを切るために頑張りましょう!