口述模試

今週末はLECで口述模試でした。
自分も本日日曜日、特許法で担当させて頂きました。
参加された方、お疲れさまでした。


口述試験も試験である以上、他の人との比較はされます。
自分自身では「答えられなかった」「正確ではなかった」と、落ち込むこともあるかも知れません。
しかし、他の受験生も意外に答えられていないのです。

試験官の人に「他の人は答えられていますよ」と言われていないのであれば、あまり気にすることはありません。
「自分が答えられない問題は、他の人も答えられる訳がない!」と自身をもって学習を進めて下さい。


そういえば、これから口述試験まで。個人的には条文の音読をお勧めします。
口に出していうことで、条文の文言のリズムがつかめるようになるからです。
ここまで到達している人は、条文を音読するだけでも力になるものです。
ただ、黙読だと「自分の言葉に置き換わってしまう」ので、できれば音読の方が良いと思います。


残り僅かですが、頑張って下さい。
そして、合格祝賀会でお会いできることを楽しみにしています。

競走距離錯誤

たまには、競馬関係のお話でも。
この手の話は最近書きにくいのですが、ブログのタイトルは「重馬場」!ですからね。
今回は、珍しい事案だったので少し書いてみます。


本日土曜日の競馬で「走る距離を間違える」という、前代未聞の事件がありました。
新潟6Rは2500メートルのレースでした。
距離が長いレースの場合、1周以上走ることがあります。
新潟競馬場は最後の直線が長いのですが、それでも2500メートルだとおおよそ1.5周する必要があります。
すなわち、「ゴール板」を1回通過し、2回目が本当のゴールになるのです。

さて、ペイシャエリート号に騎乗していた山田敬士騎手が、1回目のゴール板を先頭で通過した段階で「ゴールした」と思い込んでしまったのです。
他の馬が競走を続けているにもかかわらず、山田騎手だけレースをやめようとしてしまった訳です。

馬も「レースが終わった」と思っていますので、そうなるともう走りません。
結果としてビリになってしまいました。


競馬において騎手が距離を間違えるというのは、今まで聞いた事がなく、かなり大きなミスです。
「うっかりしていました」ではすまないできごとになってしまいました。


距離や周回ミスというのは、他の競技でも殆どありません。
少し事例は違いますが、競輪で周回の掲示ミスということがあり、そのときはレース不成立になっています。

TPP11の改正

ベトナムがTPP11の承認をするらしいですね。
www.nikkei.com
TPP11関連の改正法は、TPP11が発行されれば施行されます。

現状では解らないのですが、全体的な予想は2019年早々には発行されるのでは?という見方が有力なのでしょうか。
そうなると、特許法等の改正も試験日には施行された状態でということになりそうです。

今年の法改正はこのTPP11の状況が不透明で、この部分の勉強がしにくい状況です。
LECの教材は今のところTPP11関連は反映させていませんが、PATECHさんの法文集は反映されてしまっています。

特許法だけでなく、著作権法も変わってくるのが少し困ります。
権利期間ですら70年に変わってしまうので、かなり厄介です。

ということで、今後も見守るしかないです。