短答13日前−年度別過去問の解き方−

短答試験の13日前ですね。最後の追い込みです。1年目の人は特にこの時期に力がすごい勢いでつきますので、諦めず必死に勉強して下さい。詰め込みが効く時期だと思います(人によっては来週の方が良いかもしれません)。

条約について諦めている人もいるかも知れませんが、ある程度は回した方が良いです。特に過去問で聞かれている問題は出来るようにしましょう。

さて、過去問演習ですが、この時期一度「年度別」に過去問を解いた方が良いかと思います。おそらく殆どの受験生が「過去問集」で勉強していると思います。この過去問集は最近は分野別の出題となっています。

しかし、本試験はバラバラに出てきます。この本試験特有のリズムをはかるために、年度別の過去問を必ず解いて下さい。出来れば直近3〜4年分は解いて欲しいです。ただ、年度別の過去問集は、今は法学書院のものしか販売されていません。

弁理士短答式年度別過去問 平成20~23年度

弁理士短答式年度別過去問 平成20~23年度

短答模試を1つ受けたと思えば安いのですが、それでも「今からはもったい無い」と感じる場合もあるでしょう。であれば、特許庁のHPから過去問をダウンロード、印刷して利用して下さい。

出題形式が法改正に対応していないのが欠点ですが、そこはこの時期であれば補って考えることが出来るでしょう。

昨日のガイダンスの合格者の方もおっしゃっていましたが「問題のリズム」というか「感覚」を磨くことは大切です。答練、模試とは違う本試験独特のリズムがあります。それを身につけるため(本番では、どうしても「勘に頼る」こともありますから)、年度別の過去問を解くことは重要だと思います。

出来れば、今週中に1年分ずつ解いたり、時間が無ければ週末に1〜2年分ずつ解いたりすると良いと思います。