切り替え〜論文試験まで41日〜

短答試験は終わりましたので、論文試験に気持ちを切り替えていく必要があります。
気持ち的には不安定な時期に入ると思いますが、多くの受験生がそうなので。受けた試験結果は変わりませんから、気にせず論文の勉強に切り替えましょう。

短答試験を受験した皆さんの頭は今は「短答脳」になっています。何かあれば但書、例外規定。例えば審判一つにとっても、かなり細かい規定が頭に思い浮かんでくると思います。

しかし、論文試験で問われていることは、それほど細かいことではありません。論文試験はあくまで「原則」を答える試験です。必要なければ但書まで答える必要はなりません。

短答試験は人間不信になるまで、色々と考えていると思います。しかし論文試験は清らかな心です。問題文を素直に読み、条文に沿って、当たり前のことを当たり前に書くことが合格答案に一番近いのです。

早い段階で基本レジュメの答案構成をしたりして、論文の感覚を思い出しましょう。あとは、「一言趣旨」を簡潔に覚えていく必要があります。また、改正法は通常出題されにくいのですが、今回審判手続とちょっと論文に出やすいところが改正されています。改正本などで、原則をしっかり確認しておきましょう。

流れとしては、基本レジュメの答案構成→過去問の答案構成。ただ筆力が落ちるのでときどき前文書きといった流れが良いと思います(時間があれば青本の通し読み)


たった40日しかありませんので、必死に頑張って最終合格まで突っ走っていきましょう。