短答ファイナライズ7回目

前回6回目、今回7回目ですので折り返しになります。
そろそろ短答試験の過去問集も発売されることから、前半(演習時間)で短答試験の解き方の説明をしつつの講義でした。

自分の考え方ですが、「講座」というのは何かを得られないと「家で勉強すれば済む」話になります。確かに講義に出席することで勉強時間の確保という意味もあるかも知れません。ただ、その為にお金を払うというのももったい無いと思います(であれば、時間を決めて自習室にいけば良いだけです)

従って、テキストを読み合わせるような講義は極力しないようにしています。では何をしてるか、何をして欲しいかというと、その法律の基本理念、基本的考え方を徹底的にマスターし、例え条文を忘れても問題が解けるという状態になって頂きたいのです。いわゆる「法的センス」を磨くことに主眼を置いています。

当然「センス」だけでは問題を解くことは出来ませんし、知識も必要です。ただ、知識だけでも本試験は解けないと思っています。

どちらかというと、受験機関の講座、書籍等は「知識」を中心に組まれています。色々なことを言うのですが、結局、過去問をみて、条文の根拠を説明して終わってしまうことが殆どです。残り5回を使った段階で、「あっ、忘れたけど答えだせた」というレベルになって頂きたいと思っています。