平成25年度弁理士試験短答式筆記試験合格発表について

本日、平成25年の短答式試験の合格発表がありました。

合格最低点が39点。そして合格者が434名でした。合格された方、おめでとうございます。そして、論文試験の勉強に突き進んでください。ただ、当然短答試験でこれだけ合格者を絞ってきましたので、最終的な合格者もかなり絞るつもりかも知れません。

発表後、自分はやはり「申し訳なかった」と思う気持ちでいっぱいです。
色々なことを勉強して、皆さん試験にチャレンジしていく訳です。受験機関から見れば、合格率何%という話になりますが、受験生から見れば、「合格」「不合格」、「100%」or「0%」の世界です。

今年短答試験に不合格であったため、受験を辞めてしまう人もいるかも知れません。折角「弁理士になろう」と思ってこの世界にチャレンジしたのに、転進することになってしまう。もう少し記憶に残る指導をしていれば、もっと良いアドバイスができてたら、点数が取れるきっかけを与えていればと・・・反省する日でもあります。

入門講座の受講生、短答ファイナライズの受講生、ブログで質問してくれた人、ガイダンスで話した人。一人一人「あの人は受かったのかな?」と気になります。みなさんが思っている以上に、自分は気にしています。

確かに傾向が変わり、問題も細かい点を聞かれています。条約も出題傾向からがらっと変わりました。更にボーダーも39点が死守されたため、合格者が少なかったという環境はあります。しかし、受験生の皆さんは合格をしたい訳ですし、少なくとも講師がそれを理由に言い逃れしては駄目だと思っています。

来年は、過去問を重視することは変わりませんが、試験傾向に左右されない勉強方法で突破して行きたいと思っています。資格試験の勉強は続けている限り受験生ですし、弁理士に必ずいつかなることができます。止まない雨はありません。

なお、残念な結果となってしまった人は、少しの間は気分転換として休んでも良いと思っています。自分も、1年目短答試験の結果が出なかったとき、論文試験位まで勉強から少し離れていました。資格試験の勉強は、どこかで休まないと、一年中受験勉強が続いてしまい、今度は勉強が続かなくなってしまうからです。今後の点も踏まえて、また何か書きたいと思います。


なお、身内に不幸があったため、更新ペースや反応が少し悪くなってます。申し訳ありません。