知的財産推進計画

そういえば書いておりませんでしたが、政府は知的財産推進計画を先週決定し、発表しました。

今後の施策についてまとめたものであり、法改正の方向性等について判断することが出来る資料です。従前の特許付与後レビューの話や、意匠のハーグ協定の加入は2012年から継続し、2015年頃までに改正の方向で検討されているようです。それより職務発明制度の改正の法が2014年頃に行われそうな雰囲気です。
また、2013年、2014年という短期での改正検討としては、画像デザインの意匠の保護対象拡充の検討、音や動きといった商標を新たな保護対象とすべく制度の拡充、地域団体商標制度の改正等が上げられています。

この通りいけば、改正としては2014年頃になりそうな気がします。試験に反映されるのは2015年の試験で大丈夫そうな気もします。なお、試験制度についても当然見直すと規定されており、こちらは2014年と書いてありますので、以前書いた通り平成26年通常国会の改正になりそうです(早くて平成27年試験から)。