法改正のニュース
商標法と著作権法について上がりだしています。
商標法
読売新聞のサイトからの引用です。
政府は、企業がCMで流すイメージ音や映像、色などを商標登録できるようにする方針を固めた。
(略)
早ければ、秋の臨時国会に改正商標法案を提出したい考えだ。
(略)
商標を出願するための方法も変更する。イメージ音などを商標申請する際には、音声ファイルや楽譜の添付を求める見通しだ。
前から言われている範囲で、商標法の改正は早期に実現したいという話でした。問題は施行時期です。一部の噂では4/1施行を考えているとのこと。もし4/1施行となれば試験範囲となってしまいます。
単に定義が変わるだけではなく、そのほかの部分でもちょこちょこ変わるので非常に厄介です。
著作権法
毎日新聞のサイトからの引用です。
インターネット上で急増する電子書籍の海賊版被害対策として文化庁は、出版社(者)による差し止め請求を可能とする「電子出版権」を新設する方針を決めた。5日開催の文化審議会小委員会で中間報告書をまとめてパブリックコメントを募り、来年の通常国会に著作権法改正案を提出する考えだ。
(略)
こちらは来年の通常国会ということですから少し先の話になります。来年の受験生には関係のない話でしょう。
法改正といえば、民法が大改正されるそうですね。特許法も民法の特別法ですから、もしかしたら何らかの影響はあるのかも知れません(すくなくとも、民法709条等の条文番号は変わると思います)。