Lゼミ(秋ゼミ)について

今度の日曜日にLECのゼミ(Lゼミ:秋ゼミ)のガイダンスがあります。
今回Lゼミを担当する講師が入れ替わり立ち替わり話をします。
色々な講師の話を一気に聞ける良い機会だと思います。
是非参加して欲しいところです。

自分ゼミの内容については、ガイダンスにて詳しくお話させて頂きます。
予定では後半に登場予定です。

ただ、当日のガイダンスは各講師が15分程度しか話せません。
その中で、どのゼミかを決めないといけません。

もう少し色々知りたい!という人のために、自分に関してはいくつか情報を提供しておきます。

想定している受講生

とにかくに、「合格するためにゼミを利用する」という気持ちを持っている人に参加して欲しいと思っています。

今勉強が出来るか否かという点は関係ありません。

  • 「合格したい気持ちは誰にも負けない!」
  • 「試験に合格できればよい」

という人のご参加お待ちしております。

とくに「試験に合格出来れば良い」という割り切りが出来ることは重要です。
自分はこの点はかなり強烈に意識しています。

ゼミでは、出題が殆どない難しい論点、審査基準の細かい点、判例等についてはあまり触れません。

また、必ずしも「正解」を追求する訳ではありません。
これは、学説的にどうこうというより、「点数の取りやすい答案」を意識しているということです(ただ、質問はガンガンして下さい)。

条文に忠実に、当たり前のことを当たり前に書く答案を目指しています。
答案構成等で漏れがないようにする工夫はガイダンスにて説明します。

質疑応答

講師が「どういう質問をするか」というのは非常に重要だと考えています。
例えば、

特許法の102条1項は何ですか?」「特許法79条の要件を言って下さい」

という「知ってれば出来る」という質問は、あまりしません。

特許法102条であれば、

  • 1項〜3項の違いは何か?
  • 2項を主張する場合の現行法のメリットは?
  • 商標法38条との違いはあるのか?
  • なぜ商標法との違いがあるのか?

と、どんどん掘り下げて確認をしていきます。
そして、この問題であれば最終的に法目的まで帰着します。

また、試験には出ませんが、102条について実務的には寄与率の考えが重要です。
そういう部分も含めて理解して欲しいと考えています。
(ただ、試験に出ないことは試験に出ないと伝えます。実務の話はモチベーション維持のためにしているだけです)

そして、質疑では、好きなように答えて下さい。
そして、どんどん間違えて下さい。
レジュメ通りの回答は希望していません。
暗記に頼らない真の理解を目指していきましょう。

質疑応答2

あと、自分の質疑応答で少し変わっているのは、質問を途中で打ち切らないことです。
例えば、要件を聞くときは、「次の人、他の要件は?」とどんどん聞いていきます。
条文の要件が全部出ても聞き続けます。
このとき、無いときは「無いです」と答えてもらっています。

実際試験会場ではいくつ規定があるのか?というのは解らない訳です。
試験中「他に何かあった気がする?」「まだ要件あるのかな?」と疑心暗鬼になった経験はおありでしょう。
この気持ちを普段から持っていただきたいのです。
そして、無いときは「無い!」と、間違えても良いから自信を持っていえるようになって頂きたいのです。

欠席フォロー

そのような質疑応答で強くなりますので、ゼミは出来るだけ参加して頂きたいです。
参加して、あてられたときに間違えていいので答えて欲しいのです。

しかし、どうしてもお休みする場合があります。
この場合、音声フォローをしています。
最初に書いたように「合格するため」に提供できることは総て提供したいからです。

そして、解らないときは直ぐにTwitterで質問して欲しいのです。
ゼミまで待たないで「解らない」と思ったら直ぐに質問して下さい。

短答対策など

ゼミ自体は4月迄ありますが、基本論文対策となります。
3月、4月のゼミ参加については、色々工夫してみて下さい。
(個別にご相談に乗ります)

また、ある程度の短答対策を考えています。
ただ、何をやるかは正直解りません。
それは、ゼミは受講生と講師とで作っていくものだからです。

みなさんの状況をみて、ゼミの内容は変えていきたいと思っています。
また、みなさんから「こんなことをやりたい!」と提案して頂ければ、それに併せてゼミを変えていきたいと思っています(当然出来ないこともありますが)。

例えば、夏ゼミでも、ガイダンスでは一切話をしませんでしたが「学習シートの活用」や、「家庭による課題学習」等と様々な仕掛けを導入しました。

このように、参加してる人を考えて必要なことは実施します。
それは、参加した人に「こんなこともやるのか!参加してよかった」と思って頂きたいからです。

「営業的」に考えれば、ガイダンスで「○○やります」「××やります」とたくさん言うのが良いのかも知れません。

しかし、自分としては「合格するため」ということが目的と考えております。
したがって、その辺のことはあまり考えていません。

医者が治療をするのは患者を治すのが目的です。
薬代で設けようと考えていないのと同じです。
(そういう医者がいないとはいいませんが・・・)


合格するためにゼミを活用したい!と言う人の参加、是非お待ちしています。
興味がございましたら、是非ガイダンスにご参加下さい。