第2回弁理士制度小委員会 議事要旨

特許庁から、「産業構造審議会 知的財産分科会 第2回弁理士制度小委員会 議事要旨」が発表されました。
大まかに言えば、業務範囲については拡大せず、研修制度を更に充実させる必要があるのでは?という方向性な気がします。

試験制度については、一箇所言及がありました。

【基礎的な能力の担保】
PCTやマドプロの出願が増えており、論文式試験については条約を単独の試験科目として欲しい。グローバル活動に対応する能力を担保する必要がある。他方、語学力は外国代理人とのやり取りで培われる。

まだまだ議論途中ですから、どのようになるか解りません。しかし、論文試験における条約復活は可能性が高い気がしています。
条約の勉強は必要ですが、試験科目としては無い方が当然受験生にとって負担が少なくなります。

更に、条約の論文試験は、国内法ではないため他の科目と異なる独特の難しさがあります。

皆さんとしては、「条約」が論文試験に入る前に是非合格してしまいましょう!