秋葉原の思い出

秋葉原のガード下にある秋葉原ラジオストアーが今月で閉館らしいです。

とても残念な気持ちですが、実はガード下の部品屋さん。
秋葉原ラジオストアー秋葉原ラジオセンター秋葉原電波会館と分かれているのは初めて知りました。同じところだと思っていました。

昔は家族に連れられて秋葉原に行っていました。
テレビ、冷蔵庫と家電を買うときは必ず秋葉原に行っていました。
まさに「電気街」としての秋葉原
一人で行くようになったのはファミコンソフトを買いにいくようになってからです。

そのうち、コンピュータを使い出すようになり、秋葉原に頻繁に行くようになります。
昔は秋葉原駅を降りて右に歩くと青果市場、左に行くとサトームセンがありましたよね(第一家電とか他にもありましたけど)。

そして、まず立ち寄っていたのが「ラジオ会館」。
8階(?)にNECのBitINNというアンテナショップがあったのです。
ここでは、9801シリーズ等を自由に操作できたのです。
毎回寄って、コンピュータを操作して、アプリケーションブック(98シリーズで使えるソフトが一覧で載っている冊子)をもらって帰るのが定番コースでした。

この時期、ソフマップ秋葉原にできだしました。
MS−DOS(3.3B位かな)やプログラミング言語(Turbo CやQuick BASIC)を中古で買っていました。
当時はビジネスソフトの中古ソフトが普通に売られており、ワープロソフトも中古で買える時代。
自分は一太郎や松ではなく、P1.EXEを使っていました。
そういえば、言語ソフトとか、マニュアルがすごかったです。
パッケージの幅50cm以上有るんです(笑)。
重くて持って帰るのが大変でした。

そして、九十九電機やT−ZONE、First Point等を巡回していました。
今はドンキホーテやAKB劇場のあるところも、昔はミナミ無線という電気屋でした。

ミナミ無線で、高いコンピュータを指をくわえて見ていると・・・
数十万円ぽーんと出して小学生が外付けFDDを買って行きました。
社会のヒエラルキーを感じました(大げさ)
(数年後、自分はやっと5万円だして中古HDD(SASI!の40MB)が買えました)

この頃はNEC 98シリーズ全盛期。
Windows 3.0、3.1、そしてWindows 95が発売されました。
深夜販売はものすごい盛り上がり。
買って帰って、直ぐにインストールして楽しんだものです。

そして、この辺から98シリーズの牙城が崩れていきます。
それに併せてDOS/Vパラダイス等のAT互換機を扱うショップが増えてきます。

その他にも若松通商といったお店でモバイル機器の取扱いも増えてきました。
このとき買ったHP-200LX。今でも電源入ります。
300gちょっとでキーボードが付いたDOS/C機。FEPにWXが動いて、Vzエディタが使えるという優れもの。
未だにPDAで200LXを超える名機は出ていないと思っています。

さて、DOS/V関係が入ってくることで、更に98シリーズが浸食されてきます。
といってもいきなり本体というより、部品から浸食されてきました。
例えば、SCSIボードはadaptecの2940が直接使えたり、内蔵HDDも、WD製であれば使えたりするようになったのです。

そうやって、98シリーズとDOS/V機(AT互換機)の垣根がなくなって行きました。
この頃になると、TWO-TOP等のいわゆるパーツ屋も増えてきます。


と、書き出したら秋葉原の思い出と大幅にずれてきましたので、この辺でやめたいと思います。