短答試験の四法の重要性

さて、明日から4月になります。
そろそろ短答受験組は焦りを感じる時期だと思います。

焦ると目の前の勉強に振り回されると思いますが、のこり55日。計画性を持って勉強しましょう。
とくに、模試や答練の成績で
「あー!PCT出来なかったからやらなきゃ!うぉー!TRIPS!特許忘れた!」
と右往左往してしまうのは、あまり宜しくありません。

短答試験で重要なのは四法です。
四法の完成度を以下に高めるかが合否を分けていきます。

下三法に中途半端に振り回されて、結果として四法も中途半端、下三法もあまり点数が取れずでは意味がありません。
やる時間を明確に分けて、確実に四法での点数を引き上げるべきです。

特に意匠法、商標法の得点率が悪い人は要注意です。
本試験でそこで点数が確実に取れないと合格は遠のいてしまいます。
いつも言いますが、10年に1回しか出題されていない条文より、毎年、2年に1回出ている条文を優先して下さい。

なお、答練等の問題は全部の問題が出来なければいけないという性質ではありません。
復習の仕方を間違えると、逆に時間がかかってしまいます。
全部の枝を潰すというより、ある時間内でこなせる枝を見直していくという勉強法の方がよろしいかと思います。
(時間の上限を決めてしまう)