潮干狩り理論

いよいよ短答直前ですが、短答免除組の方もいますので、たまには論文の話でも。

論文試験で重要なことは「論点は広く拾う」けど「一つの論点は広げすぎない」ということだと思っています。
結局、これが究極の論文対策として有効(少なくても点数を取るという点では有効)だと思っています。

例えば潮干狩りに行って貝をたくさんとろうとした場合
確かにあるところを掘ったら貝が出てきました!
でも、そこばっかり掘っていても、多くの貝は手に入れられません
ある程度見つかったら違う場所で掘った方がより多く貝は手に入れられるでしょう

論文も同じで、論点としてはより多くの論点を拾うことが大切です
そして、一つの論点を見つけたらそこで書く量はセーブし、次の論点に進むというスタンスが
結果として点数が取れる答案になると思います
受講生さんには「論点を広めに」と言っているのはそういうことです

今は過去問演習をやっている人も多いと思います
教材の過去問レジュメは「教材用答案」であって「試験用答案」では有りません
したがって、全部記載する必要はありません
しかし、項目を落としては大きな失点に繋がります

論点が落ちないような答案構成、答案書きを繰り返しやってみて下さい