短答試験当日

いよいよ今日は本試験当日です。
全力で頑張って来て下さい。

最後の最後で小ネタを2つほど。

1つは「試験は勉強では無い」ということ。
今までの過去問学習、答練は「勉強」ですから、全部の枝について正誤を考えます。
本試験は「試験」ですから、正解を出すことが重要です。
したがって、「正解」が出れば良いので、全部の枝について明確な検討をしなくてもOKです。
特に下三法は正解枝以外に難しい(見たこと無い)ものが入って来ることが多いです。
正解が「1」だと解っていれば、2〜5が○/×の判断をしなくても良いのです。
問題を解く以上、当然根拠は考えます。
しかし、答練・模試・過去問演習ほど深さは要らないということです。
(丁寧に根拠条文とかいちいち思い出したり、メモったりしなくて良い訳です)

あと、特に注意して欲しいのが、上述したように、難しい枝、見たことがない枝が絶対入ります。
そうすると、
「枝1が○だと思うけど、枝4って見たこと無いな〜。何か○っぽいなぁ」
と、枝4を選択してしまう場合があるということです。
すなわち、自分では枝1が「○」だと思ったけど、枝4が見たこと無い枝だったので4を選んでしまうというミス。
1が「○」だと思ったのであれば、1を選ぶべきです。
それで間違えたのは自分のミスですから受け入れましょう。
しかし、4が解らない(何となくくさい)からという理由で選び、正解が1なら後悔します。
変な枝が必ずありますので、それに惑わされないようにして下さい。
解る人にしか解らない例えですが・・・カイジの画商みたいな選択をしないってことです。

あと、試験を解く順番。
自分は「1時間で解けるところまで解く」→「休憩がてらマークシートを塗る」のように時間を分けていました。
それは、ずっと連続で考えると疲れるので、途中休むためです。
なので、その時点でマークシートを塗っていました(マークミスを防ぐ意味でも時間を分けていました)
これは個々のリズムがあると思いますので、ご自身のリズムでやるのが一番良いと思います。


最後に。
自分は、最後の最後。いよいよ試験が始まる直前!ってときは、条文集を「ばらばらってめくって眺めてました」
見てるか見てないか解らない位で何度も何度も。
そうすると、イメージとして潜在意識に入りそうじゃないですか?
いや、くだらないのですが、自分としてはおまじないみたいな気持ちでやっていました。
「人間の脳はすごいんだ!きっとどこかにイメージとして記憶されているんだ!」
と勝手に思い込んでやっていました。
気休め・・・だったかも知れません。
ただ、何となく自分はやっていました。


ということで、うっかりミスのないよう、力を出し切ってきて下さい。
吉報、お待ちしています。