短答試験合格発表

確認ができていない速報値になりますが、一応特許庁の掲示板で見た人によると合格最低点が39点。
合格者が550名ということです。
合格された方、おめでとうございます。

追記:特許庁WEBでも発表になりました。

事前では、41点位になるのではないか?と言われていたのですが、蓋を開ければ基準通り39点でした。

全然点数が足りなかった人は、伸びしろが大きいはずです。
来年こそ一気に挽回しましょう。

また、38点や、37点で今年涙を流している人もいると思います。
ボーダーギリギリでは、確かに合格への道筋が付いたとも言えます。
だからこそ、油断は禁物です。
「あと1点」、されど1点です。この1点の壁はとても高いのです。
同じやり方では、同じ結果となるでしょう。

「38点なら、基準点が6割5分になる前なら合格していた」
と感じると思います。
しかし、仮に来年基準点が入ると、全体で43点取れていても、条約で点数が取れないと不合格となります。
同じように「基準点が入る前なら合格していた」となるのです。

短答試験後、モチベーションが落ちていた人、「もうだめだ」と感じている人。
たかだか試験です。
残念ながら、「不合格」になる人の方が多い試験です。
今必要な事は落ち込むことではありません。
気持ちを切り替えて、次こそ合格者側に回るべきでしょう。

試験は平等です。点数が取れたか否かです。
そしてそれは頭が良い悪いや、才能の問題ではありません。
点数が届かなかった人は、方法が間違えていたり、スタンスが違っている(試験として勉強を考えていない)だけです。
(よほど合格後に特許明細書を作成する方が才能でいかんともしがたい場合が出てきます)

番号のあった人は、倒れる位の気持ちで論文試験の勉強をして下さい!
番号のなかった人は、落ち着いて来年の勉強を始めて下さい。

人間万事塞翁が馬です。