弁理士試験統計

特許庁から最終的な弁理士試験統計が発表されました。

最終合格者統計をみると面白い事が解ります。
合格者全体の人数が激減しましたので、割合の数字で比較してみます。

そうすると、初回合格者が昨年の4.9%から6.0%に上昇しています。
また、短答試験に始めて受かって最終合格した人の割合も、9.8%→23.1%と激増しています。

これからわかることは何かといえば、多分「基本を忠実にやる人が受かる」試験だと思っています。
当たり前のことを当たり前にやっている人が受かっている気がします。

実際1年合格者は入門講座しか取っていないことが多いのです。
本来は、その知識で十分合格出来る試験なのです。
逆にやるべきことが解っていないと中々合格しません。

いつも自分は思いますが「何を勉強するか」というより、
「何を勉強しないか」の方が重要な気はします。

焦らず、基本をじっくり。
これが結局一番近道な気がします。