短答解法コース(Sコース)生の下三法の学習について

昨年実施していた短答解法コースですが・・・
昨年の内に講義が終わってしまいました。
したがって、もしこちらを継続的に見ているならと思い下三法の学習について記載しておきます。
(Sコース生も同様です。なお、学習コンパスで話した後に作った計画なので言えていません。)

そろそろ、下三法を動かしていく必要があります。
ちなみに、現在自分が持っているゼミ生については、「徐々に進めていくように」ということで以下の指示を出しています。
(各番号は、LEC短答過去問の章番号になっています)

著作不競 条約
2/15 不競1-(1)〜(3) マドプロ
2/23 不競1-(4),(5),2 パリ-(1)
3/2 著作1,2 パリ-(2)
3/9 著作3,4 パリ=(3)
3/16 H24,23 PCT前半(H22まで)
3/23 H26,25 PCT後半
3/30 H18,17 TRIPS・その他
4/6 H20,19 パリ
4/13 H22,21 PCT-本則
4/20 H24,23 パリ・マドプロ
4/27 H26,H25 パリ・PCT

1週間で前半が30問前後。後半(著作・不競が年度別になっている頃)が40問前後となっています。
なお、PCTについては、一番良いのは条文毎です。
短答解法コースの受講生であれば、PCTのテキストを使って頂いた方が問題を見るのは効率が良いかもしれません(ただ、解くのは難しいです)。
また、過去問を使用してPCTの演習時は、「本則」「規則」のどちらの問題であるかを問題文にチェックしてしまって下さい。そして、2回目以降は「本則」の問題を優先してやって下さい。


いつも話をしているように、下三法の1週間の勉強割合は最大でも四法の半分程度です。
出題比率からいってもその辺が一つの基準です。
そうなると、四法は60問以上解いて、バランスが良くなります。

合算しますと、この時期目安として1週間100問程度の演習が必要となりますが、そろそろ気合いを入れてやっていく時期となります。

下三法については「もっと早めにやっておけば!」と考えがちですが、結局早めにやっても、「忘れる」ペースを考えるとこの時期から集中的にやるしかないところです。
上記計画も、2回以上回す前提に組んでおり、この辺を個人毎に「ゆるく」することは可能です(上の計画は、下三法もかっちり固める場合の計画です)。

ということで、上記計画は一例ですので、各自「下三法」について、直前まで何をどの程度やるのかという計画を立てて下さい。
出来れば守って欲しいのは、学習ーペースを最大で四法の半分程度にするということと、著作・不競、パリ条約は2回以上回すという部分です。