Lゼミ最終回

今日でLゼミは最終回でした。
参加された方、お疲れさまでした。
そして、半年間ありがとうございました。

この半年間、「どうしたら合格点が取れるのか」という戦略でゼミを進めてきました。
おそらく殆どの受験生が意識していない、論文試験での「点数の取り方」を意識した内容をしてきました。

論文の質問を受けて、ときどき

「どっち書いても良いんじゃないか?」
「みんなAとBどっち書いたの?あっA?じゃあAで良いんじゃないの?」

と解答していました。
知らない人が聞くと結構いい加減な解答だと思っています(笑)
ただ、その考え方が論文試験の本質なのです。

「何が正しいか」ではなく、「何が点数がつくか」
簡単なようで実は凄い難しい考え方です。

また、自分は「試験を意識した効率的な学習をして欲しい」といつも考えています。
それは、試験と離れた勉強を受験生はしてしまうからです。
弁理士試験の勉強を一つの人生のプロジェクトとして捉え、仕事として割切ることが効率良く学習出来る秘訣だと思っています。

「点数を如何に取るか」
「如何に効率よく学習するか」

この2つを実現できるように、試験迄頑張って下さい。

さて、半年間見てきて・・・だいぶ柔軟性は身についたのでは?と思っています。
最初の頃に比べると、結構みんな「それでいいんじゃない?」見たいな雰囲気が作れたと思っています。
そして、それが「楽しさ」にも繋がっていると思っています。
実際答案にもそれが表れていると思います。

ところで、皆さんから見ると、講師は1人ですが、講師からみると受講生は30人いる訳です。
そうなると、受講生は「30人の中の1人」ですが、そう考えたらダメだと思っています。
例え30人いても、皆さんは1人。
出来るだけ1対1の関係を気づきたいと思ってゼミは進めてきたつもりです。
(その為の工夫が、処方箋であったり、音声採点であったりします)

その結果、厳しいことを言ったこともあります。
辛辣なことを言われてショックを受けた人もいると思います。
でも、それは受かって欲しいと思っていたからです。
きっと解ってくれる!と思ったからです。

あとは、皆さんが結果を出すだけです。
短答試験がある人、論文試験からの人。
ぞれぞれの戦いがあると思います。

残りの期間も楽しく頑張っていきましょう!
半年間頑張ったのですから大丈夫だと思います!!!