合格者150人時代?

弁理士試験の志願者数が発表されました。
その数5340人。昨年より876人減っています。
今までの審議会のやり取りを見ていると、特許庁側も受験者自体は増やしたいようですが・・・・
「そもそも人口が減少していて、更に理系人口も減ってるし」という理由の記載がありました。

こういう統計は、受験生より、受験生では無い人の方が気になるところです。
受験生からみれば、多分自分が合格するか否かという点だけが重要だからです。

さて、併せて日本弁理士政治連盟弁理士制度等について、議員に働きかける団体)の今後の方針みたいなものが先日送られてきました。
その中で「出願件数も減少しているので、弁理士の数を適正な数にする必要がある」との提言があります。
今後は「150人程度の合格者が適正である」との主張をしていくとのことでした。

「そうなったら大変!」と受験生は思いますが、多分合格したら逆を考えるでしょう。
もし、3年後から突然簡単になって「弁理士試験は年4回、短答試験で30点取れれば合格」となったら・・・
やはり今まで苦労して合格した人からすれば、ちょっとショックな訳です。

結論としては「早めに合格する」のが一番な訳です。