仕事の基準

今日は午前中打合せで、午後から出願業務でバタバタしていました。

さて、出願時の話ですが、弊所事務に優秀な人がいて、結構チェックしてくれます。
誤記だけならまだしも、「ステップSXXXが記載ないです」とかも割と見てくれます。

さらに、明細書読んで「XXって表現おかしくないですか?」って指摘してくれることもあり(お恥ずかしいですが)。
言われたら、「う〜ん。伝わらないか」と表現を直すことにしています。
指摘が正しいときは当然ですが、どっちでも良いなと思うときは直すようにしています。
そういう指摘に対して指摘されても直さない人とか、中には怒る人もいます。
「事務は技術を解ってないからだ」と思っているのですが、それはお門違いだと思うのです。
仮に技術が解っていなかったとしても、そういう人が読んでも「おかしい」と思うことは誰が読んでもおかしいのです。
幸いなことに、そうやって怒る人達は弊所から去っていきましたが・・・

そして、いよいよ出願しようというギリギリになって、若干の不備を発見。
拒絶・異議・無効理由となる不備ではなく、発明には関わらない内容。
ただ、修正するのはちょっと厄介な内容でした。

珍しく「どうしようか」と悩んで、周りに聞いたりもしたのですが・・・結局直前になってやはり修正しました。
気がついちゃったので・・・直さなければずっともやもやしていたと思います。

自分の仕事の仕方としては、消極的な理由を選択しないようにしています。
例えば、今回修正しない理由は「面倒臭いからやらない」という理由です。
積極的な理由があって「やらない」なら良いのですが、単に楽をしたいからというのは、理由ではないと思っています。