あと3週間

あと3週間で論文試験の結果が出ます。
毎日気になって仕方ない!って人も多いと思います。
でも今は・・・祈るしかありません!
「受かっていますように!」
毎日祈ることしかすることは無いのです。
考えても仕方ない(結果が変わらない)ことは考えない!という気持ちの切替も必要です。

祈ることしかないと言いましたが、やることはありました。口述の勉強です。
一番やってはいけないパターンは「論文試験は受かったけど・・・」という状況です。
いま、1週間20時間切っているとかなりまずい状況です。
少し無理をしても良いので、口述を必死に進めましょう。

さて、発表後は慌ただしくなりますので、それ以降の流れをしっかりと考えておきましょう。

論文試験合格者

何も問題は有りません。口述の勉強を死ぬほどやって下さい。
なお、口述模試、答練は受けられるだけ受けて下さい。
基本、論文発表後、口述試験まで毎週土日は全部潰してでも答練・模試を受けて下さい。
地方の人は大変ですが、どこかで答練・演習は受けた方が良いと思います。
(例えば、10月の連休を利用する等です)

もうこの時期はアウトプットが重要です。
「まだ準備していないから」と言わずに、ドンドン受けて下さい。
口述は「経験」が一番重要です。
これからの僅かな期間が最終合格に繋がります。
がんばりましょう!

講座では、LECの乱取り講座(試験会場のホテルでやる練習会)について、今年もやる予定だそうです。
時間内に好きなだけ口述練習が出来るのでお勧めの講座です(試験会場が見られるのも大きなメリットです)
日程はLECから発表されると思います。
枠によっては例年早めに定員になってしまうのでご注意下さい。

番号がなかった人・・・(短答免除あり)

さて、縁起が悪いですが、対策(想定しておくこと)は必要です。
既に10月ですので、「気分転換して・・・」と言っていたら、更に出遅れてしまいます。
まず、ゼミの説明会が10/4(日)にあります。これ、発表後なので忘れてしまう人が例年います。
あとから「何とかなりませんか?」と言われても、難しいです。
日曜日は本来口述模試用に開けていたはずですので、そのまま参加されると良いと思います。
(ちょっと悲しいですけど)

出遅れないことは大事ですが、次が論文試験だとまだ先になります。
人によっては並行して民法の勉強等をされると良いでしょう。

短答免除切れ

一番困る人は「短答試験の免除が切れる人」でしょう。
既に10月ですから短答試験まで時間がありません。
近年の短答試験の難易度が上がっていますので、速攻対策をする必要があります。
口述試験対策を真剣に取り組んでいた人は、その知識が十分活かせると思います。
出来るだけ早めのスタートを切るように、頑張っていきましょう。

そして、「試験を継続するか」を考える人もいるのもここに該当した人です。
資格試験の勉強は、入学試験と違って絶対合格します。
それは、「やめる」ことが本人の意思だからです。
継続の意思があれば、合格するまで続けられます。

以前、ある受講生Aが受験の継続を検討したときに、その友人Bが
「お前が論文落ちて勉強やめるなら、短答試験にすら受かっていない俺はどうなるんだよ」
と悲しそうに言っていました。

Bさんにしてみれば、短答合格経験があるAさんはそれだけで「合格に近い」と感じているのでしょう。
自分もそう思います。


と、色々書きましたが・・・今は合格することを考えて、対策を立てることが必要です。
発表までのこり3週間。頑張っていきましょう!