秋ゼミ −意匠法1回目−

今日から意匠法でした。Lゼミはまだ実施されていないクラスもありますので、細かい問題については書きませんが・・・色々と紛糾した回でした。

受験生は、問題文から「こういうことが出来るじゃないか」って考えがちです。
それは条文の考えを問うている短答の考え方です。
論文試験は「弁理士として妥当な文章を書けるか」というのは有るので、実際取りえないことというのはあまり書きません。
とはいっても、実務的に取らない手続も実際は書くことも多く(例えば、放棄交渉等)、判断が難しいところです。

そのため、本来は問題文から横道にそれないための「逆要件」を作問者側が埋め込むわけです。
ところが、問題文の難易度を上げるために、この「逆要件」を隠しすぎてしまうと、失敗するわけです。

やはり「こう考えられるのでは!」という意見って凄い重要だと思っています。
なので、色々な意見が出るのは良いと思っています。

最後まで意見を押し通されると困るところです。
その場では色々と主張した上で納得する(もっと言えば割切る)のがよろしいかと思います。