特許査定率

ビジネス関連発明について、特許庁のサイトに情報が上がっていました。
この中で特許査定率の記載が気になりました。

ビジネス関連発明自体を主要な特徴とする出願の特許査定率は、2003年〜2006年では約8%(全分野の平均は約50%)でしたが、2007年以降上昇傾向にあり、2014年には約64%(暫定値) (全分野の平均は69%)まで上昇しています。

特許査定率は、審査請求をしたものの中なので、出願ベースではありません。
それでも全分野の平均が70%は感覚的に納得出来るのですが、この分野も今は70%近くというのは少し驚きです。

出願する側(弁理士含)もだいぶ慣れたというのはあると思います。
例えばこの手の分野ではよみ見ていた29条1項柱書違反も最近は殆どなくなりました。

とはいうものの、やはり相談を受けると難しい分野であることには変わらないと思います。