短答ゼミについて

今年も短答ゼミを開催することとなりました。宜しくお願いします。

今年の短答試験の難易度上昇を考えて、やるべきことを増やしています。
すなわち、家庭学習も含めて、短答のベースが作れることを想定しています。

まず、インプット編は、一気に知識を総整理してもらいます。
試験に出るべきことの総復習をここで一気にするのが目標です。
この時期は、知識のインプットでなく、知識の整理が重要です。
新しいことを知るのではなく、今ある知識を整理することで、本試験で知識を引き出しやすくすることを目標とします。

さて、いつもブログでも書いていますが、新しいことを学習するのは時期的に徐々に減ってくるはずです。
確かに「分からないことを潰す」ことは重要ですが、全てを潰しきれる訳では有りません。
そして、本試験のとき、分からなかった問題は解けなくて当然です。

勿体ないのは「分かっていたけど間違えた」問題です。
これを極力無くしていく必要があります。
その為にはある程度繰り返し問題を解く必要があります。

そこで、アウトプット編では、題材として実戦答練の問題を使用します。
一度受けた実戦答練の範囲内から、再度問題を出題している訳ですから「全問正解」を目指して欲しいのです。
実戦答練の範囲内といっても、全ての問題が出題される訳では有りません。
どの問題、どの枝が出るか分かりません。
順序も変わりますし、選ぶ枝も変わります。
一度解いたはずの問題・・・ということで、過去問が混じることもあります。
しかし、どれも一度は解いたことがある問題のはずです。

この「一度解いたことある問題を取りこぼさない」という力を付けるために、今年は実戦答練を受けた上でゼミを受講して頂こうと考えています。
この点は大変申し訳ないのですが、時期的にもやはり答練は受けて頂きたいと考えております。
(コースの受講生なら答練が付いていることが多いとは思います)

実際、ゼミの期間中は過去問の演習に加えて毎週60問の答練の復習が入るのでかなり厳しいと思います。
しかし、そこまで追い込んででも「合格したい!」という気持ちが、合格に繋がると信じています。

また、答練の復習とかつい後回しになってしまいがちです。
自分では中々出来ない!という場合も、ゼミを上手く活用して復習をして欲しいところです。
(少なくとも、ゼミの演習で間違えた問題は、2回間違えた問題と発見することが出来ます)

そして、ゼミ内では、解いてもらった問題について、色々質疑応答していきます。
どうやって解いたか?どう考えたか?です。
これを意識することが「その解き方で正しかったか?」を確認して欲しいのです。

そして、最後にだめ押しの「帰れません」問題です。

かなり大変な内容では有りますが、4月、5月の直前期ですので乗り切れると信じています。
学習ペースに載って頂ければ、力は付くと信じています。
「大変だ!」と思う人こそ、中々自分では出来なかったりするので、強制的な学習ペースをつくることが重要です。

ということで、「絶対合格するぞ!」と言う人の参加をお待ちしています。

なお、昨年の短答ゼミは告知から数日で締め切ってしまいました。
あとで「出たかった!」と色々な人に言われたのですが、どうすることも出来ません。

今年は回数や内容も増えて、割とガッツリな感じですので、どうなるか分かりません。
検討されている方は早めのお申し込みをお願いします。