同じところをミスする人

今日はLゼミ&短答ゼミでした。
いつも参加されている人はお疲れさまでした。
頑張っている感が伝わってきます。

とくに短答ゼミについては、かなりシビアな問題演習となっていると思っています。
しかし、ゼミの問題で点数を取ることが目的ではなく、弱点をあぶり出すことです。
少なくとも、実戦答練で「復習しておいた方が良い枝」を中心に選んでいるつもりです。
過去問の学習が中心なのは当然ですが、複数回間違える問題についてはしっかり復習をしておくと良いと思います。

さて、今日はたまたま3〜4人の受講生と同じ話をしました。
それは「同じ箇所を間違える」というものです。

短答の問題をやっていると、同じ箇所を間違える。
論文の問題をやっていると、同じ項目を落とす。

というものです。

しかし、逆に考えてください。
同じ項目は正解している訳ですし、同じ項目は書けているわけです。
一番問題なのは、「問題を解く毎に間違える箇所が変わる」とか、「問題よって、上がる項目がバラバラ」なことです。
これでは、学習が安定して無く、行き当たりばったりな感じです。

同じ項目を間違えるということは、同じ項目はあっているわけです。
(しかし、油断は禁物です)
そして、同じ項目を間違えるのは、当然といえば当然です。
3回間違えれば4回、4回間違えれば5回やれば良いわけです。

本来、そうやって間違えるところには別の原因が隠れていることが大半です。
それを対処療法で治そうとしているので、同じ箇所で再発するのです。
問題箇所は完全に治療しないといけないのですが・・・残念ながら短答組は時間が足りません。
繰り返し学習する対処療法で良いと思いますので、ひとまずそうやって乗り切りましょう!