短答受験生の週末

いよいよ短答試験に向けて、最後の週末となります。
あと1週間ちょっと!ですが、ここで「もう1週間しかない」と考えるか「あと1週間もある」と考えるかです。

よく、「時間が無い」「もう間に合わない」という人がいますが、本当に「もう間に合わない」のでしょうか?
逆を言えば、あとどれだけ時間があれば間に合うのでしょうか?

2回目以降の人は、おそらく去年もそう感じたと思います。
そして、試験後には、「来年こそ!」と思ったでしょう。
で、結局今年も「間に合わない」と・・・

多分、試験日がいつであっても間に合わないし、全部終わる訳がありません。
そもそも、記憶は「忘却」する分があるので、試験に出ること全部を覚えていられる訳が無いからです。
そうなると、優先度をつけて「覚えておくべきこと」を残して、「忘れて仕方ないことは忘れる」でよろしいかと思います。
勉強しているとこの「忘れてしまう」ことに焦るのですが、「忘れないで全て覚えていられる」というのは幻です。

そして、忘れたことより怖いのは「忘れそう」なことです。
記憶の中では忘れかかっていても、見ると分かっているので「忘れそうだった」ことは分かりません。
したがって、知っていると思われることでもメンテナンスが必要です。

スマート攻略コースやゼミ生には伝えていますが、四法の知識のメンテナンスをするのには、過去問の解説を一気に読むのが速かったりします。
また、落とし込んでもらった四法対象を見るのも悪く無いと思います。
PCT等は講座等で配っている手続の流れ(フロー図)を見るのも良いでしょう。
そして、時々知識を確認するために、年度別に過去問を解くのは今週は有効だと思います。

いよいよ試験まで残りわずか。
不安に感じていない受験生はいませんので、最後は開き直って頑張って下さい(開き直り、重要です)