ゼミ千秋楽

今日で2016年向けのゼミが終了しました。
体調不良で日程がずれてしまいましたが・・・お疲れさまでした。
今日は短答試験直前ということで、ほぼ論文組のみの講義でした。

正直、ゼミってやっている間は、自分もきつかったりします。
何がきついかというと・・・答案添削なのです。
答練に比べれば楽だとは思っていますが、それでも毎週あるというのはかなりつらく。
もう、ドラマや漫画に出てくる作家状態なのです。
結構ゼミの間の口癖は「採点しなきゃ!」で、本当に毎年「もう来年は辞めよう!」と思っています。

しかし、しかし。
それ以上に、自分は講義をしていて楽しいのも事実です。
ゼミの受講生は皆さん一生懸命ですし、答案についても徐々に改善されたりしていきます。
結局、色々見ていくと「面白い」とは思っています。

毎年、自分も本当に「合格して欲しい!」って思っているので、場合によってはぶつかることもあります。
中には辛辣なことを言うこともあります。

色々な指導方針で習ってきている人達の集まりなので、結構難しかったりします。
でも、「本当に合格して欲しい」「弁理士になって欲しい」と思っているから言っているつもりです。

色々なことがありましたが、全員一人ひとりに受かって欲しいとずっと思って講義をしてきました。

たまたま今日残った受講生達に「昨年の敗因は何だった?」って聞きました。
そしたら「問題文を読み落とした」「説明が出来ていなかった」という内容でした。

そうであれば、今年はそこに気をつければ良いだけです。
みなさん、実力は充分つけたと思っています。
あとは、如何に答案用紙にアウトプットを出来るかです。

本試験まで残り50日ありません。
残りの期間も問題文の言葉を使って、過去問をしっかり学習することを続けて頂ければと思います。