ファミリーベーシック

昨日はファミリーベーシックの誕生日だったみたいですね。
発売されたのが1984年。懐かしい・・・。

どういう心境か当然覚えていませんが、何か解らないで、当時これを買ってもらったんですよね。
起動すると占いとか出来たのですが、祖父の誕生日を入力したら「その方は既に亡くなっています」と出て、びっくりしたものです。
判定甘過ぎ!

さて、ファミリーベーシックという名前の通り、メインはプログラミングが出来る機械です。
でも、買って直ぐは全く解りませんでした。
父親にきいても当然解らず、結局殆ど使わずじまい。
これを使わなかったおかげで、その後に発売されたディスクシステムを買ってもらえなかったりしました(悲)

さて、購入してから数年経った後、やっと使えるようになりました。
思えば、結局ここをベースにBASICでずっと過ごしてしまった。
N88-BASC、C82-BASIC、QuickBASIC、Visual Basicと、ずっとBASIC畑でした。
他の言語も使っていたけど、結局BASICで組むのが自分は一番早いのと、業務でガッツリ使っている訳では無いですからね。

ただ、当時のBASICは処理能力に限界があって、結局マシン語で入力するのが一般的だった気がします。
ベーマガを買っても、ダンプリストが掲載されているだけ。
ダンプリストなので、「01 2B 3F 48 52 F8 AB 05 44 44 1B 1D・・・」ってひたすら16進数の入力。
入力が終わって、いざ実行するとエラー。
ただ、16進数が多いときは1000箇所以上なので「どこだ!」って感じで結構大変でした。
どこだならまだしも、マシン語でメモリ叩いているので、そのままフリーズすることも多く。
保存するといっても、保存先はカセットテープ。面倒でしていないこともあってそのまま消えることもあったり・・・。
DQ2の復活の呪文もそうですけど、昔は忍耐が必要だったと思います。

今の自分が進んだ道って、このファミリーベーシックが一つのきっかけになっているとは思います。
そう考えると、思い出深い装置です。