口述試験の利用について

今日は打合せでした。今は帰りの新幹線です。
相変わらず体調が優れず・・・明日の昼間の収録を外してもらいました。

いや、言う程体調が悪い訳ではない(晩酌できるレベル!?)のです。
しかし、春に声帯炎になってから、かなり神経質になっています。
春に、無理をしたせいで逆に大きな迷惑をかけてしまったのがトラウマです。

体調次第ですが、土曜日の短答解法については、今週は質問受け付け等、ご遠慮して頂くかも知れません。
申し訳ありません。

さて、Sコースの受講生から口述試験の勉強について質問があったのでお答えします。
それは「入門生が口述問題が出来るのか?」という点です。

まず、問題レベル(問題の難易度)だけで考えると

(易)口述試験<論文試験<短答試験(難)

だと思います(かなり主観です)。
口述試験の問題は、1問ずつ問われていることは割と基本的なことです。
そえは口頭で答えてもらうために、複雑なこと、難しいことを聞けないという制約があるからです。
論文と短答試験とは判断が難しいところですが、条文が限られる論文試験に比べると、あらゆることを聞かれる短答試験の方が難しいかも知れません。
最後に行う試験だから、一番難しそうなイメージですが、そんな事はありません。

ところが解きやすさで言うと

(易)短答試験<論文試験<口述試験(難)

と逆転します。

自分もそうですし、合格者に聞けば、ほぼ全員「口述試験が一番嫌」と答えるはずです。
それくらい口述試験は「単に見ている」のと、「本当に解けるレベルに持っていく」のとは大きな壁があります。
問われていることを口頭で即回答するというのは、それほど難しい事です。

ということで、基礎力の定着には口述過去問は最適な教材だと思っています。