焦り受験生

正月2日目ですね。
まだまだ正月ボケだよ!って人もいれば、まじめに勉強している人、起案に追われている人、外国案件等に追われている人・・・それぞれだと思います。

自分は、明日の正月道場の予習に追われています(ぎりぎり!)
三審(審判・再審・審取)についてです。
短答の問題を題材にガンガン進めてもらう予定です。
一部オリジナル問題もありますが・・・基本は条文や流れの確認です。
当日参加も可能ですので、お待ちしています。11時から新宿エルタワー本校です。

と書いたのですが、勉強をする上で大切なことを1つだけ。
合格者を見ていると、大切なのは「我慢をすること」だと思っています。
それは、当然「遊びを我慢する」とか、「飲み会を我慢する」というのも有ります。
ただ、それだけでなく、「勉強を我慢すること」が大切だったりします。

受験生としては、どうしても「新しいこと」「知らないこと」をやりたくなるものです。
それは、大半は「焦り」から来るものです。

例えば、自分は「過去問を解くのは後で良い」とか、「下三法の勉強を着手するまえに、ある程度四法を完成させること」と伝えています。
しかし、受験生としては「問題解かないと」「下三法やらないと」といって、つい手を広げがちです。
それは「焦り」から来ることが大半です。

結局、やるべきこと、それもかなり狭い範囲の精度を高めていくことがとても大切です。
しかし、焦るとどうしても「範囲を広げ精度が低くなる」ことが大半なのです。

あれこれとやるより、しっかり今できる範囲をキッチリ固めていく学習が、最終的な合格に繋がっていくと思います。
特に審判系の制度の理解は、90%でも足りず、100%に持っていく必要があります。
ただ、100%の理解は、範囲が広いほど難しいのです。
だから、範囲を絞り、その範囲を確実にして欲しいのです。

短答試験まで略140日、論文試験まで略180日です。

確かに同じことをやるのはつまらないのですが、精度を高める学習を意識して頂けると良い結果が出ると思います。