外内案件

米国で出願した案件を日本に持ってきたいということで依頼を受けていた外内案件。
何とか案文は送ったかな?という感じでした。

英語は得意ではありませんので、所内で色々聞いて進めるしかなく、普段の案件よりかなり時間がかかってしまいました。
外国の案件を見ていて思うのは、割とくどい?ですよね。
同じ表現が繰り返し出てくることが多く、「こんなのもう少しまとめれば良いのに」と思うことも多いです。
ただ、そこはお国柄なのでしょう(そもそも、自分に国内案件がまとめすぎ!?)

それだけが原因ではないのですが、一般的に英語の出願は記載量が多いです。
国内出願でも、拒絶理由でときどき米国の出願とか引例になることがあります。
とある米国メーカーの案件とか、構造物にも関わらず数百ページとかあることがあり、見ただけで戦意喪失してしまいます。
読むと、なんか関係無いことも入っているんですよね。
「この記載とか、もうこの案件と関係無いのに!」と憤ったりしています。

さて、上述したように、お恥ずかしながら英語は(も!?)得意では無いので、一応翻訳ソフトも使っています。

PAT-Transer V12

PAT-Transer V12

どれくらい満足出来るか?と言われると、5〜6割程度かな。
引例の把握くらいであればかなり使える状況です。
英語が出来る人からすれば、意味が無いかも知れませんが、自分に取っては訳語が選択的に選べたりするのだけでもかなり効率は良いです。

ただ、自分の英語力のなさをカバーするソフトを事務所に買ってもらう訳にもいかず。
仕事をする上で必要経費とはいえ、特許用の翻訳ソフト高いんですよね。それが欠点です。