質問(短答過去問)について

質問があったのでお答えします。

質問です。
現在、過去問の2周目が粗方おわりました。正答率も8割くらいなのですが、答練は上四方が30点行かない状態です。
これからどのような勉強をしていけばよいでしょうか?

入門生の場合、短答過去問の正答率を上げていくことが大切です。
8割できているということですが、かなり勉強が進んでいると思います。
なお、この場合「問題として」ではなく、「枝として」しっかり理解できていることが必要です。
このまま学習を進めていきましょう。


過去問8割できているというのは、入門生のこの時期であれば、十分です。
繰り返します。


「入門生のこの時期であれば」


です。

例えば、正答率8割の場合、四法で言えば32点とれるはずです。
しかし、枝でいうと、200枝中16枝間違える計算です。

この間違える枝がいくつあるか問題で全てバラバラで出題されると
・・・16問間違えることとなります。

すなわち、正答率8割は、40問中32点取れるとは限らず、
24点しか取れない可能性があるのです。

当然これは極端な例です。

でも、「1点」、「2点」で合否を分けることは、
短答受験経験者は嫌という程知っています。

実際本試験も30点からの道のりが長いです。

とくに36点から1点伸ばすのは、それはそれは・・・
10点→20点に点数を上げる労力より、37点→38点に上げる方が難しいです。


ということで、過去問については、
少なくとも頻出問題(意匠法独自の規定や、審判、登録要件、審査等)は
100%近くに仕上げる必要があります。

そして、この勉強は・・・つまらないと感じます
つらいです
泣きそうになります

でも、過去問を潰すことは最優先です。


これ問もフル活用して、
過去問の理解をまずは最優先で学習を進めて下さい。