2019短答ゼミについて

来月から今年も短答ゼミをします。
よろしくお願いします。

今年はガイダンスもあります。
2/2(土) 18時~ 新宿エルタワー本校
です。


これから、短答試験に向けて答練があったりと忙しいと思います。
答練や過去問を解くことは「アウトプット」の勉強です。
また、今までの講座等で、知識を入れる勉強は「インプット」の勉強です。

この「インプット」と「アウトプット」との間には知識を整理・最適化する勉強が必要です。
例えば、短答試験の過去問を解いて、「解説を読めば解る」という状態であれば「インプット」は概ね終わっています。
しかし、問題が解けないのは、知識が最適化されていないからです。
自分のゼミではこの点を意識しています。

とくに2月~5月の短答試験直前までゼミがあるのでペースを作りやすいと思います。
下三法は短答マラソンという課題も出しますので、課題に従って過去問を解いていただければ下三法の知識は十分確認できるようになると思います。

ゼミでのスタンス

今年は条文毎に知識を整理することを意識していきます。
自分は「条文を覚えていなくても解答が出せるのか?」を意識して欲しいと思っています。
例えば、特許法17条の5の訂正明細書等の補正時期は「覚えていれば」解けるかも知れません。
しかし、忘れてしまったら解けなかったでは、点数が安定しません。
特許法17条の5がどういう場面で認められるのか?を意識すれば、細かい条文は覚えていなくても答えはだせます。

暗記を0にすることはできませんが、極力少なくすること、重要なものに絞ることで、知識をより確実にすることができます。
条文は非常に大事なのですが、条文に頼りすぎないことも実は大切です。
自分の講義では通常この点を説明していますが、試験直前ということで総仕上げをして頂ければと思います。

これ問の配布

短答ゼミでは「短答これ問」を配布しています。
これは、平成14年以降の過去問を、条文別にバラしたものです。
過去問だけを利用していることから出題頻度が解り、更に「何が問われているのか?」をつかむことが可能です。
また、過去問や答練で間違えた条文に対応する過去問を一気に復習することが可能です。
例えば、意匠法29条の2を間違えた場合は、該当する過去問を一気に復習することができます。

特に学習が進んでいないひとは、条文別の過去問で学習して頂いた方が理解が早いです。
また、学習が進んでいる人は、短答の枝を一気に確認することで、条文の試験で問われているポイントをつかむことができます。


ということで、短答これ問をつかって、直前の実力を一気に伸ばしてください!