意匠法最終確認

意匠法は「過去問で論点が出尽くしている」のは短答試験と同じなので、過去問のレジュメをざっと回すのが良いと思います。
とくに意匠法の独自の制度は重要です。

秘密意匠

タイミング的には出題があっても良いと思います。
特に問題文に出願+実施という場面が出てくれば秘密意匠を疑うべきだと思います。
権利行使の問題と絡めて、差し止め請求時の警告、損害賠償時の過失推定がない点はポイントです。

補正

補正却下に関する問題も要注意です。
17条の3の新出願、補正却下不服審判、第三者の実施との関係で29条+29条の2の判断辺りは確認するとよいでしょう。

関連意匠

短答試験でも出題がなく、法改正が予定されているところです。
「最後に出題する」となるのか、今回は問わないとするのか?
判断が難しいところだと思います。
パリ優先権絡みとかもあり得るので、併せて確認するとよいでしょう。

最近の論文は、問題文にトリガーが含まれてることが殆どなので「複数の」「異なるデザイン」等のキーワードが出てくるかどうかがポイントです。

ジュネーブ

短答試験で出題があるのですが、論文試験で出るとすれば最後の小問1つ位だと思います。
拒絶理由の対応等はマドプロに近いです。

なお、最後の小問で出た場合、おそらく他の受験生も概ね書けないことが多いので点差は付きにくいです。
答案構成で焦って時間を浪費しないように気をつけて下さい。