絶対合格!がんばってください!

【書類名】       意見書
【提出日】       令和1年6月30日
【あて先】       工業所有権審議会会長 殿
【事件の表示】 
  【試験内容】    論文式筆記試験(必須科目)
【受験生】
  【受験番号】    XXXXXX
  【氏名又は名称】  XX XX
【代理人】
  【弁理士】
  【氏名又は名称】  馬場 信幸
【意見の内容】
 令和1年6月30日の論文式筆記試験について、馬場の講義を受けていた又は過去に講義を受けたことがある本年論文試験を受験する受験生(以下、「本年受験生」とする)について、合格を賜りますようにお願い申し上げます。
 以下、本年受験生が合格すべき意見を申し上げます。

1.本年受験生の特徴
 本年受験生は、論文過去問を繰り返し学習しつつ、論文これ問を回すことにより、試験で問われていることに解答できる力を身につけた受験生です。
 論文試験の問題文に記載されている内容から、アクティブ及び/又はパッシブに項目を探しつつ、論文の項目として記載することができます。
 また、趣旨問題・判例問題といった点数を取る上で相対的に点差が付きにくい箇所については、記載を薄くすることにより、適切な点数を取ることが可能となっております。

2.本年受験生と従来受験生との比較
 試験委員殿が指摘されている従来受験生は、見えない敵と戦い、いたずらにホームランな答案を狙う受験生です。
 そのため、問題文に記載してあるトリガーを読み落とし、項目落ちを発生しやすくなるという課題が生じます。
 また、趣旨問題・判例問題について、暗記したレジュメを単に記載するに過ぎず、バランスの悪い答案を記載してしまうという課題が生じます。
 さらに、従来受験生は、仮に問題文を読んで、「知らない問題がでた」といたずらに焦り、本来の実力が出せない受験生です。
 それに対して、本年受験生は、上述したように、論文試験を論文ではなく、試験であることを意識して答案を作成することができる受験生です。
 本年受験生は、試験問題は「知らない問題がでる」ことを当然として受け止めつつ、問題文から読み取り可能な項目を、広く記載しております。
 更に、本年受験生は、答案のバランスを失わないよう、欲張らず、適切な記載量で記載しております。
 具体的には、本年受験生は、論文試験においては、「ホームラン」より「ヒット」、「ファインプレー」より「エラーをしない」点を意識し、細かい点数を拾うための答案を作成しております。
 また、本年受験生は、記載する項目の内容は、キーワードを意識しつつ、積極的に記載しております。
 更に、本年受験生が作成した答案は、問題文の言葉が必ず使用されており、事例問題に最適な答案となっております。
 このように、本年受験生は、試験委員が点数を付けやすいだけでなく、弁理士としてふさわしい答案を作成することができ、従来受験生とは大きく異なります。
 また、本年受験生は、試験委員殿が読みやすい答案を心がけるべく、丁寧な字で答案を記載しております。
 これにより、本年受験生の記載した答案は採点がしやすく、試験委員に対するやさしまでも感じられます。
 このように、本年受験生は、従来受験生と比較して、弁理士試験に合格すべき適切な答案を作成することができ、力を十分に発揮することができます。
 なお、上述した本年受験生が合格すべきである点については、同日提出の答案において、十分にサポートされております。

3.まとめ
 したがって、本年受験生は、従来受験生と比較して実力を思う存分に発揮した合格にふさわしい答案を作成可能であり、合格にすべきものと確信する次第です。
 本年受験生について、合格を賜りたくお願い申し上げます。

以上