勉強法

連休最終日

今日で連休も終わりです。中には仕事の人もいるかと思いますが、お疲れさまでした。 今年受験する人は必死に追い上げたと思います。 逆に最近勉強を始めた人はそこそこ勉強出来ていると良いと思います。 あまりスタートダッシュしすぎると息切れしますので。…

「こうでも良いんじゃないか?」という疑問について

Twitterで質問があったのでお答えします。 商標権消滅後において異議を申し立てられないのは何故ですか。例えば、放棄や後発的事由により消滅となった場合は対世効を有しているので、請求の要件を満たしていれば、これを認めてもよい気がするのですが。 条文…

短答問題への落とし込み

短答試験までついに1ヶ月となりました。 もうすぐ連休が始まりますが、この時期の使い方が合否を分けますので頑張りましょう。さて、短答試験の問題を解くときは、自分は過去問集を「2冊」使っていました。 1冊は問題を解くよう、1冊は問題を読むようで…

頭と尻尾はくれてやれ

「頭と尻尾はくれてやれ」って言葉を知っていますか? 多分、株式なりFXなりやったことがある人は知っていると思いますが、有名な相場に関する格言の一つです。相場で儲けるとき、最安値で買って最高値で売るのが一番儲かります。 ところが中々そうは上手…

規範とあてはめの架け橋

論文試験における「規範」「あてはめ」というのは一体何でしょうか? これは、「法律にはこう書いてあります」「本問に当てはめるとこうなります」という意味です。 すなわち、論文試験を書くときに「法律に従って書いています。自分の考えではないですよ」…

短答試験への切り替え

さて、ゼミもあと2シーズンとなりました。 短答試験組は、そろそろ「短答試験」に切り替えて行く時期だと思います。短答試験はやっていても「つまらない」と感じる人も多いと思いますが、やはり「勉強量」をこなさないと仕方有りません。 自分も、どちらか…

特許打合せ

今日は特許打合せ(ヒアリング)で西に行ってきました。 このクライアントは毎月打合せの機会を設けて頂いており、ありがたいことです。 定期的に案件を頂けるのは技術レベルを維持する上で大切です。 少なくとも、自分のように経営者ではない弁理士であれば…

調味料論点と隠し味論点

論文試験には、「調味料」となる論点があります。すなわち、書いた方がいいけど、書きすぎるとしつこい!という論点です。 塩も入れすぎたらしょっぱくなります。 業としての実施 原簿の確認 放置・取り下げ 譲渡・放棄交渉 別出願 商4条1項7号 損害不発…

弁理士試験に絶対合格する方法

弁理士試験に絶対合格する方法ってご存じですか? それは・・・

質問から解ること

いつも受講生には極力「質問をして下さい。」と伝えています。 質問することによって、何処が解っていないかがちゃんと解るからです。多くの受験生の勉強法は「対症療法」です。 短答試験の過去問を解いて、間違えた枝がある、そこの解説(条文)を読む。 そ…

音声採点

今回は特許法でしたので、2問とも音声採点としました。 答案にコメントがないのは申し訳無いのですが、コメントを書く以上に話しながらだと細かいニュアンスを伝えられるので、そのようにしています。 だいたい10〜15分以上の説明です。時間が長いほど…

文章の長さ

自分が弁理士になったばかりの頃は「文章の書き方」という本ばかり読んでいた気がします。 実際、当時の上司に「文章が解りにくい」と散々指摘されました。文章を解りやすくするテクニックの一つに「文章を短くする」というものがあります。 日本語の場合、…

1日1時間30日で復習!短答四法スピード対策講座について

今月末から配信されるWEB用の講座です。 プロモーション動画がサイトに上がりましたので、転載しておきます。 講座を受講して欲しい人 さて、この講座自体は、特許法・実用新案法・意匠法・商標法について総復習をしようとする講座です。 最後の最後で短答試…

合格体験記

皆さん、合格体験記って読みますでしょうか? 自分は必ず読みます。というか、かなり読みます。受験生時代は合格体験記は各受験機関+書籍版を全部集めていました。 そして、読んでいて「この勉強法は使えそうだな」とか、「短答の勉強は、この人は年明けこ…

条文を理解するということ

論文答案を添削していると、読みやすい答案もあれば、読みにくい答案もあります。 読みにくい答案は、点数も伸びません。読みにくい答案、はたまた点数が取れない答案の何処に原因があるかというと「条文に従っていない」という部分が大きいと感じています。…

勉強のパターン(2)

昨日の続きです。 Cゾーン 割と厄介なのがCゾーンの場合です。 すなわち「勉強はしているけど、問題が解けない」という場合です。 これもいくつかのパターンに分かれると思います。(1)試験に直結する勉強をしていない 一番多いパターンです。 どんなに…

勉強のパターン(1)

さて、今年もあと20日ちょっとで終わりになりました。 あっという間に一年が終わりますね。さて、受講生を色々見ていると皆さん色々と悩んでいると思います。 「勉強が出来ない」「覚えられない」と悩む人も多いのですが、全員が悩む必要はないと思います…

論文試験の答案と明細書1

論文試験の答案ですが、実は合格後の明細書作成スキルにも繋がるものだと思っています。 したがって、論文試験の答案をキッチリ書くと言うことは、非常に大切なことです。 弁理士は、普段から「明細書の文言」に気を遣っています。それは、中間対応や権利行…

論文答案での文言の記載について

論文答案での文言について、以前散発的に回答したのでまとめておきます。 論文試験の文言(表現)は基本的に「条文の文言」をつかって書くべきです。それが原則だと思って下さい。とはいっても、例えば特許法17条の2第4項について、毎回条文の文言で記載す…

論文の問題からヒントを見つける

論文試験において、記載するときに「一歩」踏み出した記載は必要です。 色々な条件を仮定したり、問題文にない条件を追加したりすると思います。 しかし、問題文の条件から2つ以上の事項を仮定しなければ書けないということは、論点から外れていることが多…

優秀な受験生ほど点数が取れない法則

個人的にふと最近思う事があります。それは、 弁理士受験生は勉強が出来るから点数が取れない ということです。

結論ありきの論文答案

質問があったので、それを題材に少しだけ。 論文過去問(H16年商標)の設問(1)の主体的要件の検討部分についてです。 回答の内容は何となく理解出来るのですが、条文の文言上のどの団体or組合になるのでしょうか? ちなみに、平成16年の問題の最初は・・・ 東…

ノー勉強デー・ゼロ

今日から11月です。 今年もあと2ヶ月。そして、短答試験まで200日ちょっと。 頑張っていきましょう。これから年末で皆さん忙しくなります。 忘年会等も入って来るでしょう。そのとき・・・絶対に「勉強0分」という日を作らないで下さい。 「ノー勉強…

論文試験で書くべきもの

論文試験って何を書くべき試験でしょうか? 極論で言いますと、過程を書く試験であり、結論というか、答えを聞かれている試験では有りません。例えば、問題文を読んで「職務発明に該当する」と記載します。おそらく、受験生は「なるほど、問題文読んだら、こ…

論文を書く上での最低限の事項

今週出張やら収録2本入っていたりと全然時間が取れず、「採点終わるのか?」と戦々恐々としております。さて、採点していて気になったことを書いておきます。 次回以降、論文答案を書く段階で少なくとも以下を注意して答案を作成して下さい。 そうすると、…

目的意識の確認

昨日付で書いた内容(http://d.hatena.ne.jp/baba-p/20131021/p1)について若干補足します。記事中にある外国語書面における分割出願ですが、本来翻訳文に記載がなく、外書(原文)のみ記載された事項に基づいて分割出願が出来る点を記載しました。この点は…

短答過去問を何回やれば良いですか?

「短答の過去問は何回やれば良いですか?」かなりの確率で短答受験生から受ける質問の一つです。さて、短答試験に合格しない人と話をすると「過去問はやってはいるのですが」と相談を受けることがあります。 中には、10回近くやりました!という猛者も実際…

合格のための勉強

9月22日付の記事にご質問がございました。 当該質問に対して、あっさり流している感じを受けるかも知れません。基本的に自分の指導スタイルとして、一番重要視することろは「コストパフォーマンス」です。すなわち、試験で合格するために最小限の努力で最…

段階的な勉強について

先日のブログにご質問があったのでお答えします。勉強は「段階を踏む」ことが大切です。これは勉強だけに限らず仕事でも同じです。 例えば、いきなり細かい業務を全部教えても(教わっても)出来るようにはなりません。 全体的に何が大切か、そして次に一つ…

口述試験について

口述試験についてご質問を頂いたのでご回答します。 口述試験対策について、教えていただけないでしょうか? 青本、審査基準、条文の丸暗記をすればよいとはいえ、効率的な勉強方法があればと。 まず、今年の論文試験の受験者は、必ず口述の勉強をしてくださ…