質問

勉強法の質問について

ご質問があったのでお答えします。 勉強法について質問させてください。本日、論文ブラッシュアップ講座を終了しました。次の講座の配信まで時間があるのでそれまでにやろうとしていることは1.論文これ門の書き取り2.青本の読み込み3.四法対照での条文…

質問について

質問があったのでお答えします。 今回の質問がと言う訳ではないんですが、受験生ではよくありがちな質問です。 高速バレル事件では、特許庁は2回目の審決で別の文献を引用して判断すべきではなかったとういことはできませんか? 判例問題は「○○すれば良かっ…

平成20年商標問題(5)

質問があったのでお答えします。柱書きがなくても話としては通じるでしょう。 A汽船会社とD社が共同で、指定商品「食器類」とする商標登録出願をし、商標「パテ丸」が登録された。他方、A汽船会社から「飲食物の提供」を指定役務とする商標「パテ丸」の商…

拒絶理由について

質問があったのでお答えします。 最後の拒絶理由の後に、最初の拒絶理由が来るケースはあり得ると思えますが、合っていますでしょうか? また、「最後」の後にまた「最後」がくることはあり得ませんよね? まず、最後の後に最初の拒絶理由が来る場合はありま…

ゴミ貯蔵器事件のような問題

ゴミ貯蔵器事件とは、特許法102条2項の解釈が争われた事件です。 102条2項の損害賠償額の推定規定は、特許権者が実施していなくても良いよという話です。 ここで受講生から「実施していないのに、損害があるというのは解りません」と質問がありました。確…

マドプロの代替申請書

今週のゼミの答案(マドプロ)を採点していたときに、ある受講生が書いていた「代替申請書」に手が止まりました。 お恥ずかしい話、この手続を聞いた事が無かったのです。 何年実務をやっていても、講師やっていても知らないことは出てくるものです。商標法6…

20−39−ニ

質問があったのでお答えします。 20-39-ニについて、乙からロに係る意匠登録を受ける権利を譲り受けることで、イに係る出願について、ロの承継者として、ロに対する4条1項の適用を受け(乙の公知行為は、甲の意に反するとして)、第三者が公知にしたイについ…

変更出願の出来る範囲について

質問があったのでお答えします。 特→実への出願変更で質問です。客体要件について、H18特Iでは、原出願の変更直前の明細書等の記載及び原出願当初の明細書等の記載の範囲になっています。変更直前の明細書等の記載が、要件としてAndで入ってきている理由が知…

組物意匠について

質問があったのでお答えします。 意匠についてまた質問ですが、組みものの意匠なのですが、4条の新規性喪失の例外を提出する理由として3条2項を回避するということがあると思うのですが、なぜ構成物品のうち一つでも3条2項に該当すれば拒絶理由になるの…

意38条2号について(長文)

よく質問があるところなので、説明しておきます。 意匠法38条2号は間接侵害の規定です。

商33条の2について

質問があったのでお答えします。良く受ける質問です。 商33条の2の通常実施権は承継した者には権利が認められません。一方、抵触から派生する他の法域の通常実施権特81、意31では移転が認められています。この違いはどのような趣旨からきているのでしょうか…

短答解法 テキスト3について

質問があったのでお答えします。 短答解法のテキスト四法-3 P.32【特許4】の後段の「差戻し決定」に関する記載が良く理解できませんでした。181条2項は平成23年改正で変わっているようですが、「差戻し決定」とは、1項の審決取消とは違うのでしょうか?それ…

質問の回答(意匠法)

質問があったのでお答えします。 大晦日の質問ですみません。短答過去問集H27-24-3とH20-27-1の解説が矛盾していると思いますが、意匠審査基準24.1.7.3により青本の記載(H20-27-1の解説の「チェック」で引用)を見直さなければならなくなったということでし…

勉強方法の質問について

質問を頂きましたので、回答いたします。 こんにちは。通信の短答解法習得講座受講生のTと申します。昨日昨年の特許の答練の問題を解きました。結果は41点で、昨年とあまり変わりませんでした。このままだとまた今年と同じ結果になってしまうと少し焦って…

年内の学習目標について

質問があったのでお答えします。 『年内に四法終えるのが理想』とのことでしたがどの程度終わればいいと捉えればよいのでしょうか? 複数の方から質問を頂くのですが、例えば落とし込みについては、正直やってもやらなくても良いと思っています。 過去問につ…

異議申立ての要旨変更補正について

質問があったのでお答えします。 商標26-22-1ですが、商標登録異議申立てでは申立ての理由の要旨変更補正が可能な場合があるのに対して、無効審判では要旨変更補正ができないのは何故でしょうか?訂正の請求がない商標はどちらも迅速審理のため要旨変更不可…

実用新案法における(7項)訂正の時期

ご質問があったのでお答えします。 昨年先生の講義をDVDで受講しておりましたが、残念ながら本年も修得講座を受けております。 早速ですが、質問です。19-60-3は審取後、7項訂正は可能ということでいいのでしょうか? 確かに残念でした・・・来年こそ合格し…

特139条7号について

質問があったのでお答えします。 特139条7号の利害関係とは何ですか? 特139条7号の直接の利害関係ですが、審判の目的となる権利の共有者、実施権者、質権者等であったり、審判目的である権利の侵害者等が該当するそうです。 なお、権利の共有者等の場合は…

団体商標の主体について

団体商標の主体について、先日質問がありましたので、お答えしておきます。団体商標の主体ですが、「一般社団法人その他の社団(法人格を有しないもの及び会社を除く。)若しくは事業協同組合その他の特別の法律により設立された組合(法人格を有しないもの…

論文の書き方について

質問があったのでお答えします。 差止の定義を「差止の請求の前提となる意匠権の侵害とは・・・(37条1項、23条等)」と省略(合体?)しました。ゼミでは0点なのは理解しますが、本試では書いたことにはなりませんでしょうか? 前回の夏ゼミの答案に対するご質…

専用実施権の設定後の通常実施権の許諾について

質問があったのでお答えします。 77条の落とし込みで質問です。27-56-2で,特許権者は専用実施権設定後に通常実施権を設定できない(青本),とあり,青本にサラッと書かれておりました。アドヴァンスには載っていない内容なのですが,これも専用実施権者が…

口述試験で覚えるべき正確性について

質問があったのでお答えします。 条文を覚える段になって今更ながら疑問なのですが、「その」と「当該」はどう使い分けられているか分かりません。意匠2条2項は「当該物品」なのに6条4項では「その物品」…この違いがなかなか覚えられず大抵間違えます。どう…

これ問(短答解法の枝別問題)について

質問があったのでお答えします。 これ問の記載につき質問させてください。 たまたまみかけたのですが29条の2のこれ問とLEC過去問集に以下の違いがありました。 [19-21-ハ] これ問:×、過去問集:削除お手数ですが、念のため正答教えて頂きたく まず、自分が短…

19−21−イ

質問があったのでお答えします。割とよく質問がある問題です。 19-21-イについて質問です 出A(イ)━ パリユ出B(イ、ロ)━┳ ┗分出C(イ) ↑ 出D(イ)by乙 <あれ?と思った点> ・44条4項でパリ優先権書面の提出擬制 ⇒分出Cについてもパリ優先権効力…

26−7−ハについて

質問がありましたので、お答えします。 (短答解法講座)第四回目の授業の中の意4条26-7-ハについての質問です。イについては、x国で公報が発行されていますが、パリ4条bの公表等により不利な取扱いを受けない為、ロについて登録は受けられないのでしょうか…

査定後分割

査定後分割について質問が多々ありましたので少し補足です。例えば、出願A「イロ/イロハ」を査定後の分割出願をする場合を考えます。 拒絶査定後の分割 この場合、出願Aについて拒絶査定不服審判を請求するか否かで話が変わります。 拒絶査定不服審判を請…

その責めに帰することができない理由と正当理由

以下のような質問がありました。今回の質問に限られず、割と良くある質問です。 責めに帰する理由と正当理由の違いがよく分かりません。どういう場合に責めに帰する理由になるんでしょうか? いつも伝えていることですが、皆さんのバイブルは「青本」になり…

商標法の質問について

Sコース受講生から質問があったのでお答えします。 商標法の4条1項15号では、他人(甲)の商標が登録・未登録のどちらであっても、他の要件が合致すれば該当するのでしょうか? 講義中では、「他人の商標は未登録」と言われた後で、「ソニー、オーディオ機器…

問題文の言葉

論文試験まであと9日! ついに一桁になりました。「知らないことが出たらどうしよう」と考えるのは良くありません。 知らないことが出てもそれなりに書ける事が重要です。 論文試験は相対評価。難しい判例が出たら、他の受験生も書けませんので、気楽にいき…

27-16-ホについて

質問があったのでお答えします。 短答ででた特許延長登録の判例問題で、カプセル的な問題の事件名を教えてもらえないでしょうか。 個人的には昨年のブログにも書いたのですが、論文で出題される可能性があると思っていた判例でした。 存続期間延長絡みとして…