論文の勉強法

短答試験まで30日ちょいなので、みなさん短答一直線だと思います。
そんな中、例えば今年勉強を始めた人、短答試験には合格している人は・・・論文試験の勉強を着実にされているかと思います。
今日は、論文試験の考え方について、ちょっと書いてみたいと思います。

講座でもお伝えしていますが、論文試験のポイントの一つとして、

貪欲だけど、欲張らない答案

を心がけると、本試験では点数が良くなると思います。矛盾しているようですが・・・

まず「貪欲」というのは、「点数を取る」という気持ちを強く持って下さい。項目を1つでも多く挙げる、根拠条文を1つでも書く。これによって点数を稼ぐことが出来ます。「これでいいや」ではく、思いつくことは総て記載する気持ちです。これが「貪欲である」必要。

もう一つは「欲張らない答案」。これは一つの項目に色々なことを書きすぎないようにするという点です。人によっては、短答試験の論点になりそうなこと、かなり細かい例外規定等をたくさん書かれる人もいます。

ただ、そうすることで全体のバランスが悪くなったりすることも多いのです。一つの項目では配点以上の点数は稼げません。したがって、原則・例外までに止め、例外の例外や、細かい規定といった加点事項はある程度あっさりと記載しましょう。

とくに、本筋じゃ無いところは「これは知ってるよ?知ってるけど、今回題意とは違うからあんまり書かないけどね」というのが見える答案が、良い答案だと思います。今年から勉強を始められた人はまだまだと思われるかも知れません。

しかし、短答試験が終わったら論文試験はあっという間です。早め早めの準備をしとくことをお勧めします。