あと4日!

論文試験を受験される人はあと4日ですね。最後の追い込みだと思いますが、この時期にぐっと力がつきます。最後の最後まで必死に頑張ってください。

論文試験受験者の方

何回も書いていますが、論文試験はとにかく論点だけは落とさないようにして下さい。広く!広く!です。受験機関のレジュメは指導用のレジュメですので本試験で要求されていること以上の記載になっています。気持ち的に2〜3割記載が少なくとも十分合格答案になります。一つの論点にはまらず、広く薄く書きましょう。

そして当たり前のことを当たり前に書いて下さい。変わったことを論文試験は書くことはありません。論文試験は相対評価。他の人が書いたことを書けば受かる試験です。

また、趣旨や定義等は正確無比に書かなくても点数はもらえます。正確に書くことは良いのですが、この時期は「どの論点がでても、とりあえずキーワードを書ける」という状態が重要です。答案構成、趣旨覚え、必死に最後回して下さい。

口述試験受験者の方

さて、論文試験組が終わるといよいよ口述試験になります。長かった助走期間も終わりいよいよ本番です。条文の暗記、趣旨の暗記をそろそろ初めていきましょう。2回目であれば、特184条等もしっかりカバーできるようにしましょう。過去問で問われている条約については押えておくように。

来年再度短答試験を受験される人

今年短答試験の結果が出なかった人は、そろそろ勉強のエンジンをかけ出しましょう。何だかんだいっても論文試験受験組は試験後は少し気が抜ける時期です。ここで6月分の遅れを取り戻して下さい。
まず目標は秋〜来年にかけて論文答練で上位の成績が取れるようになることです。この段階で論文が仕上がっていれば早めに短答試験の勉強に着手出来ます。四法等のツールを作る事も大切ですが、とりあえず今は論文試験に照準を合わせましょう。

来年初めて短答試験を受験される人&今年の短答試験が惨敗だった人

短答試験の激化を予想し、条文を丁寧に読む癖を付けて下さい。従来は短答試験の対策は来年の2〜3月以降で間に合いましたが、今年の傾向が続くと少し間に合いません。
短答試験に主軸をおきつつ、趣旨等を検討して論文対策をする勉強の方が確実かと思います。今年は準備不足の人が多かった面が多いのですが、来年の短答試験は万全の体制で臨む人も多くなるでしょう。そうするとボーダーが39点以上になる可能性もあります。早めの対策を立てていきましょう。