短答受験生の相談について

短答試験の結果を踏まえて、今後どうするか、どのように勉強するか相談をしたい!という人も多いと思います。
本日の短答リサーチだけではなく、今月はガイダンスが毎週土日のどちらかあります。
もし、今後の学習や問題点を相談したい場合は、是非お越し下さい(なお、6/8はその後収録講義のため、あまり時間が取れません)

自分の受講生の方、そうでは無い方、関わらずお待ちしております。

そのとき、以下のものをお持ち下さい。

1.短答試験分析票
2.短答直前に使用していた法文集or四法対照(書き込みがあるもの)
3.試験直前用の直前確認ノート(暗記ノート)

短答分析票は今日の短答リサーチでお話します(また別のところでアップするかも)。
2と3はお持ちの方はお持ちください。

さて、結果が芳しくなかった人の共通点としては「受身」なことがあります。
勉強方法、相談内容総てが「受身」です。

例えば、何の資料も無く「今後どうすれば良いですか?」と質問される人もいます。
「特許は何点取れましたか?」と聞いても、「法域毎に採点していないので解りません」と答えが返ってきます。
「○○の講座どうですか?」と聞かれても同じです。

例えば、自分の講座であれば、当然受講生に極力暗記しないよう、条文を理解してもらいたいと思って講義をしています。
もし、「取った方が良いですか?」と言われれば「取った方が良いですよ」って答えになります。
営業的にという訳ではありません。
受験生にとって、一番良いと思ってもらえるような内容を提供したいと思っているからです。

この「受身」の受験生は、結果として点数が取れません。
普段の講義でも、同じだからです。
自分の講義では、いつも「質問して下さい」と話をしています。
「誰かが質問してたからできない」「時間が無かった」とならないように、Twitterでもお答えしています。
その「Twitterは面倒くさい」と言われたら・・・ではどうするのですか?となる訳です。
受身の受験生はここで終わります。

点数が取れる人は質問してくる人が多いです。
そうやって積極的に、能動的に動く人は短期で合格します。
だって、1年間何も質問が無いって・・・条文完璧なの?と心配になってしまいます。
実際講義をしていて、積極的に質問する人は1割前後です。
あと2〜3割がちょこちょこ聞いてきます。
そして、半分以上が特に質問もせずという感じです。
この割合は、短答試験・論文試験の合格率と一致してきます。

今年点数が取れなかった方は是非「積極的」「能動的」に動いてみましょう。
まだまだ、質問しない人の方が多いです。
他の人が質問しないからこそ、質問する人が有利なのです。