本日ガイダンス

本日17時から新宿エルタワーでガイダンスがあります。
宮口先生とのコラボガイダンスです。

来週から短答解法講座が始まります。
当該講座は来週から始まって年内で四法が終わる講座です。
「短答解法」と言っていますが、基本的には「条文を覚えなくてもちゃんと答えを出せるようにしましょう」ということをやる講座です。
そして、それ自体が短答対策だけではなく、論文対策、口述対策にもなるのです。

昨日は個別相談会でしたが、色々と話を伺っているとやはり皆さん「まじめ」です(笑)
まじめというのは、条文の規定や、定義・趣旨というのがレジュメ通りにきくと、ほぼレジュメ通りに返ってきます。
しかし、そこから一歩踏み出して質問すると、途端に「あれ?」って答えが出てきません。
で、こちらが答えを言うと「そうそう!それそれ!」って感じです。

要するに、知識は既に頭に入っているのです。
しかし、引き出せない。

だから本試験も

「解っているけど間違える」
「解答見たら解るのに、本番だと解けない」
「聞き方を変えられたら間違える」

という状態になってしまいます。

その辺を強化する講座です。
市販のレジュメや、テキストにない趣旨・規定をお話していきます。
その趣旨は「答案に書く」趣旨ではありません。
条文を「理解するための」趣旨です。

審査官が「最後の拒絶理由を出す場面」はいつか?ときくと、殆どの受験生が
「最初の補正によって生じた拒絶理由について・・・」
とまじめ(?)に解答してくれます。

しかし、一度目の応答に対して、「最後の拒絶理由」が必ず出るわけではありません。
2回目に「最初の拒絶理由」が来ることがあります。
また、「拒絶査定」がいきなり来ることがあります(ちなみに、これは聞くと殆どの人が項目落ちます)

この違いがどこにあるか?という点が解らない受験生が多いのです。
(更にその後の補正についても、補正却下される場合とされない場合の違いなど)

条文と青本だけでは追い切れない部分でもあります。
その辺が出てくると、短答試験が解けるだけでなく、論文の項目落ちを防ぐことも出来ます。

ということで、ガイダンス宜しくお願いします。