論文試験最後の追い込み

さて、論文試験まで残すところ2週間となりました!
最後の追い込みだと思いますが、皆さん頑張って下さい。
論文試験は「点数を取る」ことを意識すると、だいぶ変わる試験です。
「1点でも多く取る」という意識を持って、答案を作成して下さい。

なお、簡単なことを2つだけ。

問題文の言葉を必ず使う

最近の本試験では使わない文言もあるかもしれませんが、まだまだ問題文の言葉は重要です。
単語、日付、事例の登場人物。
殆どが「どこかで登場する」言葉です。
答案構成段階で、問題文と比較して頂き、「この言葉使い漏れがないかな」と意識するだけでだいぶ違うと思います。
問題文の言葉を使うことで「あてはめ」となるからです。

法文集をざっと見る

答案構成が終わり、いざ答案を書くぞ!という前に・・・今一度法文集をざっと眺めて下さい。
前から、バラバラって感じで結構です。
これにより、項目落ちを防ぐことが目的です。

問題文を読んで、答案構成を行った段階では、どうしても主観的な答案構成になっています。
このときに、法文集をざーっと眺めることで、総ての規定について確認をすることができます。
とはいっても、長々と読むと時間はありません。本当に1〜2分、ざーっと見るのです。
これによって、

特許法29条、29条の2、30条関係無し、41条書いた、42条関係無し、44条書いた、46条・・・あれ?変更言えるか?」

と気がつくこともあります。

本試験では法文集しか見ることができません。
逆を言えば、法文集はヒントが隠れています。

ざっとで良いので見直すことにより、「うっかり忘れた」というのを防ぐことが出来ると思います。