青本の色分け

青本を色分けをする場合についてご質問を頂きましたので、過去の記事のリンクです。

この色分けには意味があります。
まずピンクは条文を一言で伝えられるようにする目的です。
「この条文は何なの?」という事がいえるためにです。

オレンジは趣旨等なので、論文試験で問われる事が多いものです。
条文を理解するのにも役に立ちます。

黄色はそれ以外に重要なところです。
何が重要か受験生は解りにくいでしょう。
ただ、「これって、短答試験で問題を作れるかな?」みたいな視点でみると、何となく重要っぽいところが解ってきます。

水色は具体例で短答試験でそのまま出題される場合があります。
近年の本試験問題で、いきなり具体例に基づいて出題される場合があります。
ただ、この場合、青本に記載があることが極めて多いためです。
したがって、具体例をしっかり押さえて欲しいためです。

そして緑色は・・・逆に読まなくて良いところです。
改正前の趣旨等は現行法では聞かれません。
したがって、一度軽く目を通したら、あとは「無視」しても良いと思います。

あとは、これに「短答試験」「論文試験」で出ていた箇所を重複的にチェックすることで、使い勝手の良い青本ができあがります。