Lゼミ(秋)の内容について

自分のLゼミの内容は何をするかと、解りません(笑)
というより、普段の講座でもそうですが、講座は講師が単純に提供するものではなく、受講生と一緒に作るものだと思っています。
だから、「こんなことやりたい」「こういうことやってみよう」と色々なことをサプライズ的に実施したいと思っています。
「こんなこともやるのか!」というのをやってみたいと思っているからです。

昨年のゼミの最後、受講生にアンケートを採りました。
その中で評判が良かったものは今年も取り入れていきたいと思っています。

学習処方箋

自分の答案の採点はコメントは答練より少ないです。
しかし、項目毎に点数を出し、その正解率を全て算出します。
それにより、多くの人が書いた論点、書いてない論点が一目瞭然となります。
これについては見本をゼミの説明会でお見せする予定です。

課題(家庭学習)

過去問を1週間で1年分解いてもらいます。
そのとき過去問学習シートに基づいて学習を進めてもらいます。
また、昨年は夏ゼミで基本定義趣旨の学習をしました。
今年は秋ゼミで取り入れることを検討しています。

学習シート

ゼミでは学習シートをつけてもらっています。
1週間の学習ペースを把握するためです。
その内容を毎週こちらで確認をしていました。
提出率は7〜8割程度でしたが、効果があったと感じる人が多いので今年も係属したいと思っています。

音声採点

音声採点とは、採点を声に出しながら採点し、あとでその音声を聞いてもらうという方式です。
採点で一番効果があるのは「目の前で採点をする」方式だと思っています。
「ここは微妙だよ」「この表現はいいね」「うーん、ちょっと解りにくいけどいいや」と、本当は1対1で説明するのがベストです。
ゼミ中も受講生を捕まえてそうやって採点することもあります。
ただ、全員そうする訳にはいきません。
なので、自分で採点するときに録音して、あとで音声を聞いてもらうという方式です。
メリットは文字に書けない微妙なニュアンスが伝わったり、採点者がどこで引っかかるかというのが解る点です。
こういう方式はゼミでしか出来ないので、今年も何回か採用していきたいとおもいます。

短答対策

基本的にゼミは論文対策なのですが、そうはいっても来年3月、4月に論文を書いている時間がないという人も多いと思います。
したがって、短答受験生には短答モードに切り替えてもらっています。短答モードは、論文の答練は答案構成を書いてもらい、余った時間で短答演習をしてもらうという方式です。

帰れません補講

年明け位からは、楽しい(恐怖の?)帰れません補講もやる予定です。

帰れません補講は、短答問題を20〜30枝位出題します。
それを解いてもらい、全部できるまで帰れない!というものです。
持ってきてもらうと、「何問間違えているか」は伝えますが、「どこが違うか」は伝えません。ご自身で悩んで下さい。
この「どれが違うか解らない」というのは、まさに本試験の見直しと同じなのです。確実に力はつく方式ですので頑張っていきましょう(なお、論文受験生向けには別のことをします)。

IT機器の使用について

なお、普段の質問にTwitterを活用したり、音声採点は音声ファイルを聞いてもらったりとある程度コンピュータを使うことを前提としています。
その点だけはご了承ください。