ご質問の対応について

さて、非常に書きにくいのですが・・・敢えて書かせて頂きます。

ご質問については、ある程度ポイントの絞られているご質問であれば適切にお答えできます。
ただ、単に「○○を説明して下さい」ですと、どの程度まで説明すれば良いか解らず、非常に回答に時間と労力がかかります。

一例ですと、前回即時抗告についてご質問を頂きましたが、これについて説明をして欲しいと言われると、どこまで回答すれば良いのかが解らず、回答に相当時間がかかります。

単純に用語の意味でしたら、例えばちょっと調べれば裁判所のページや辞書のページがヒットします。

裁判所のページは詳しすぎますが、用語集のページの方は問題を解く上で必要十分な記載だと思います。

例えば生講義であれば口答でお伝え出来ますので、どんな基礎的な内容、漠然とした内容でもほぼ数分で決着がつく状況です。
それは、どこが解っているか否かを確認することが出来るからです。
しかし、ネット上での回答については、どこまで説明すべきかが解らないため、結果としてこちらも質問が漠然とすればするほど、説明に相当時間がかかってしまいます。
また、通学の場合は調べる手段がないのに対し、通信の場合は調べる手段があるという違いもございます。

このようなことを書くと、ご質問する方も萎縮してしまうことがあるので、申し上げにくいところではあります。
ただ、講義で触れたかどうか覚えていないのですが、制度全般や文言自体の意味を質問するような状態ですと、こちらとしても回答しにくいという事情がございます。
大変申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくお願いします。

ただ、この漠然とした質問についても、入門生ですと別です。
それは、入門生のレベルはだいたい同じですので、こちらも回答がしやすいのです。
例えば、1年目の受講生から「即時抗告って何ですか?」と言われれば、多分知識レベルはゼロなのです。
そして、1年目であれば、この辺の学習はこの時期は気にしなくて大丈夫ですから、「秘密とか漏れると困るから特別に争う制度ですよ」位の回答で十分です。
これが2〜3年目以降の受験生ですと、どこまで解らないかが解らないのです。
そうなると、回答にかなりの時間がかかります。

したがって、制度自体、文言自体で、時間がかかりそうなものについては、本来の講座サービスに含まれている質問制度(LECの教えてチューターの制度)をご利用頂くように誘導する場合もございます。

重ねて申し上げますが、質問自体は大歓迎です。
しかし、ポイントが漠然としている質問は回答がしにくいという点をご理解頂ければと思います。