我慢、我慢

入門生は、今の時期下三法の配信が始まったりと、色々焦る時期だと思います。
ただ、冷静に考えて下さい。
パリ条約のテキストを開いてみましょう。
PCTのテキストを開いてみましょう。
そして過去問を見てみましょう。

この後自問自答してみましょう。

今やって、5ヶ月後まで覚えていられるのか?

はい、テキストそっと閉じますね。

下三法(特に条約)は、そこが問題です。
この辺りの勉強は、直前にピークを持って行く必要があります。
したがって、2〜3月位からでも十分対応が取れると思います。
逆を言えば、四法が仕上がっていないと、それすら出来ないということになります。

受験生は、流れが見えないのでついつい目の前の課題に追われがちです。
それに対して、自分等は「5月迄に何をやるか」という視点で大局的に見ています。

勉強が進んでいる方であればまだしも、「中々追いつかない方」や「入門生」であれば、直前に一気に仕上げるしか有りません。ここは我慢なのです。

下三法をやらなくて良いというわけでは有りません。
ただ、四法を優先的に固めて欲しいということです。
今四法を固められないと、直前まで食い込んでしまいます。
それは、下三法の勉強が出来ないことを意味します。

「直前にやろうとして下三法が間に合わなかった」という人は、下三法の学習時期が遅かったのではありません。
四法の仕上げる時期が遅く、その為直前に下三法が出来なかったのです。

重要なものから順番に進めて頂ければと思います。