年末年始の学習時間

昨日の記事で「年末年始は40時間位の学習」と書きましたが、根拠としては・・・
1/1は勉強しなかったとして、そのほかの日を平均5時間計算です。
例えば、家族がある場合、家族と活動する前に朝2時間。
買物言って、家族が買物している間に、ショッピングモールのカフェで1時間。
帰って晩ご飯を食べた後、2時間。
これで5時間は確保出来るのです。

家族があると当然勉強時間に支障が出るのは解ります。
「勉強があるから何も出来ない」「何処も行けない」では、当然上手く回らないでしょう。

しかし、例えば上記のように家族の時間を確保しつつ、勉強するのであれば割と上手く回るのではないでしょうか?
要するに、勉強しない人は「出来ない理由」が先に来るということです。

例えば、飲み会や遊びを考えて見てください。
すごい楽しみな飲み会、遊びは「どうやって行こう」「どうやって都合つけよう」と考えるはずです。
それは、楽しみな飲み会等の優先度が高いためです。

それに対して、気が進まない飲み会は、「仕事が終わらない」「都合がつかない」と考えます。
結局、優先順位が低いからです。

最初に書いたように、実は1日5時間の勉強って、殆ど昼間遊べるので、受験生として考えれば本当は少ないでしょう。
ただ、最初から「X時間やろう」だと、今度は時間が目的になってしまうのです。
そのギリギリラインとして示している時間と言うことです。

普段仕事をしている人にとっては、長期休暇は貴重な時間です。
今年の正月明けに、受講生と
「親戚が来てほとんど勉強出来なかった」
「帰省したからまったく勉強出来なかった」
という話をしました。残念ながら、そういう話をした人は、短答試験に通っていません。
中々ジレンマですが、とにかく「出来なかった理由」が先に来ては厳しいですという話です。

弁理士試験に挑戦という普通の人と違うことをしている訳です。
普通の人と同じことをしてしまったら、結果は厳しくなることは意識して頑張りましょう。