短答試験の結果を踏まえて

最終的な番号を見て、次のステップに進める人もいれば、残念な結果になってしまった人もいると思います。
無事に短答試験に合格された人は良いのですが、やはり悔しい思いをされた人には責任も感じるところです。
「もう少し何か言えなかったか?」「原因が見破れなかったか?」と考えてしまうところです。

1年目の人はある程度仕方ないとは思いますが、2年目以降で39点に届かなかった人。
今年はいくつあるか問題も減少(特に四法)しておりましたが、それでも20問以上のミスがあったという点は分析が必要だと思います。
短答試験で結果が出ず悔しいと思いますが、短答試験を受験したというのは大きな武器でもあるのです。
来年に向けてしっかり分析をする必要があります。

今年間違えた問題(枝)について、「何故間違えたのか?」という分析を行って下さい。
「何を間違えた」のでは有りません。
間違えているには「理由」があります。
その「理由」がはっきり解らないと、おそらく来年も同じミスをする可能性が高いです。
そして、この「理由」がある程度解れば、この点を意識してこれから勉強する必要があるのです。

問題分の間違えた全枝について、「理由」をしっかり分析しましょう。
これが出来たか出来なかったかで、来年の結果が変わってきます。

6月のガイダンスが複数回ありますが、この点については共通項としてお話をさせて頂きますので、上手く伝えられればと思います。