下町ロケット

下町ロケットがテレビで放送されています。
中小企業が持っている特許権のお話ということで、珍しく知財にスポットが当たっているお話です。
一般の人(とくに中小企業)の人が見て頂いて「特許権を持っていれば大企業と戦っていける!」と思ってもらえれば良いと思います。

テレビはテレビですので、無粋なことを言うつもりはありません。
ただ・・・もう少し知財セクションが登場しても良い気がします。
そもそも、主人公の会社、開発型を標榜しているのに特許事務所使っていないの?と思うのです。
相手企業も知財セクションというより、法務セクションが動いていましたね。
この辺はどちらが動くかは企業によるとは思います。

ただ、自分が知っている範囲の企業では・・・知財部と法務部とは仲が悪いことも多いです。

何か、優先権について色々な人が騒いでいたので「何があるのか?」と思ったら最後ですね。
基礎出願見たの?と思うところはあるのですが、分割出願とした方が現実味はあるでしょう。
実際A出願の公報を確認した段階ではクレームXで技術的範囲から外れていた。
しかし、その後の分割出願ではクレームYになっていて技術的範囲に属している!って場合もありますので。


どちらにせよ、弁理士登場させてよ!って少し思うのでした。