プレッシャー

口述試験を終わった受験生はお疲れさまでした。
後は発表を待つのみ・・・十分楽しんで下さい。

残念なことですが、おそらく知的財産権に関する知識は今がピークです。
これから、速やかに記憶が失われていきます(笑)
悲しいけれど、それが現実です。

ただ、口述試験が終わり合格者になると、受験生の特権が使えなくなります。
それは「間違えて良い」という特権です。

「あっ!そうだったんですね!」
「知らなかったです」

なんてこと、合格者は言えませんよ!
間違えちゃった!で済まないのが合格者(というより、弁理士登録した人)です。
今までは(謙遜も含めて)「意匠苦手なので」とか言っていた人も、もう言えません。
少なくともクライアントには絶対言えませんからね。

とは言っても、人間ですから全部知っている訳ではありません。
しかし、そういう気持ちをもって仕事をしていくことになるということです。
今までは「試験勉強」という手段がありましたが、今後は自己研鑽です。

ただ、解らないことは解らなくて良いと思います。
解らないことを把握して「解らない」ってしっかり言える。
そして、解らないことをしっかりフォロー出来る人が強いと思います。
これは受験生でも同じです。